睡眠しっかりとれてますか?~知っておきたい睡眠の話~
- 睡眠ってどれぐらいとれたらいいの?
- 睡眠の質って?
- そもそも睡眠ってどんな効果があるの?
ご覧いただきありがとうございます。
お身体の悩み、不調を抱える方が少しでも良くなって頂けるように様々な情報をお伝えしております。
ちゃんと睡眠とれてますか?
いろんな生活スタイルがあり、睡眠って量も大切だし質も大切。
今回は「睡眠」について詳しく解説していきます。
睡眠って何してるの?
睡眠には、日中活動し続けて疲れた脳や体を休養させ、疲労を回復する働きがあります。
また、睡眠中は、傷ついた細胞を修復したり、病原体を退治する免疫物質をつくったりと、体のメンテナンスも行っています。
日中に見たことや学習したことを脳に定着させたり、整理したりするのも睡眠の効果。
睡眠は、心身の疲れを癒やしてさまざまな機能を回復するために欠かせないものです。
適切な睡眠時間ってどれくらい?
適切な睡眠時間は6~9時間が目安といわれています。
しかし、体質や年齢などによっても変わるため、絶対的な基準はありません。
朝すっきりと目が覚めて日中活発に活動できていれば、睡眠時間に関係なく、適切な睡眠がとれているといえます。
反対に、日中強い睡魔に襲われる、休日遅くまで寝てしまうという場合は、日頃の睡眠時間が足りないというサインなので睡眠時間の見直しが必要となります。
実は・・・日本は世界屈指の「不眠大国」と言われています。
厚労省の発表によると、日本人の睡眠時間は短く、約4割の人が6時間未満と回答しています。
また、経済協力開発機構(OECD)が行った調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、なんと調査対象となった33カ国中で最下位でした。
ちゃんと眠れていない人が多いのが日本人です。
しっかりと睡眠をとることで、日々のパフォーマンスがアップします。
睡眠不足が続くと、お酒で酔っ払っている時ぐらいの判断力になるという話もあります。
また、休日に多めに眠るというのは、NGです!
- 平日は仕事や家事に忙しく、週末になるとお昼まで寝続けてしまう。
- 十分に眠ったはずなのに月曜日の体がだるい……。
このように、休日にたっぷり寝て睡眠不足を解消しようとする行為は、平日と休日の就寝・起床リズムのズレ(ソーシャル・ジェットラグ)を生じさせ、体内時計の乱れを引き起こします。
体内時計が乱れると、日中眠くなったり夜眠れなくなったりするだけでなく、倦怠感や集中力の低下、頭痛・目まいといったさまざまな不調を起こすようになります。
睡眠の質って何?
睡眠の質とは、量(睡眠時間)ではなく、睡眠の深さのことです。
睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠という役割の異なる2種類の状態が交互に複数回繰り返されています。
このうちノンレム睡眠は脳が休んでいる状態で、特に入眠直後に現れるノンレム睡眠は最も深く、細胞の修復や代謝促進を担う成長ホルモンの分泌、脳内老廃物の除去が盛んになっています。
また、レム睡眠では、脳が活発に働いており、記憶の整理や定着が行われますが、体はもっとも休まる時間です。
夢を見ている時はレム睡眠の状態で、眼球が高速(REM=高速眼球運動:Rapid Eye Movement)で動いています。
また睡眠の質は、起床した時の眠気や疲労感などで測られる熟眠感と関連することが知られています。
加齢やストレス、過度の飲酒など、さまざまな要因により睡眠が浅くなると、十分な睡眠時間を確保していても熟眠感は低下します。
健康的な生活を送るためには、睡眠の量を確保するだけでなく、その質も高めることが大切です。
良い睡眠をとるためには
睡眠の時間や質について解説してきましたが、良い睡眠をとるために必要なことはなんでしょうか?
良い睡眠をとるためには日中の行動や、寝る前の習慣を見直していただくことが大切です。
規則正しい生活
毎朝同じ時間に起きて、朝日を浴びることが大切です。
朝日を浴びることで、体内時計をリセットすることができ、夜に眠たくなる状態になります。
適度な運動
運動習慣がある人は不眠が少ないことが分かっており、適度な運動で得られる心地よい疲れは、眠りにつきやすくなり、質の良い睡眠につながります。
散歩やランニングなどの有酸素運動がオススメです。
日中眠たくなるなら昼寝もOK
睡眠時間が短かったり、質が悪いと日中に眠たくなることがあります。
そのような時は10分~20分ほど仮眠をとることをオススメします。
30分以上仮眠をとると、夜の睡眠に影響が出てしまいますので、寝すぎには注意してください。
寝る前の食事に注意
生活スタイルは人によって違いますが、寝る直前にご飯を食べるという方は、睡眠の質が下がります。
食後は眠たくなることがありますが、胃腸などは、食後は消化・吸収を頑張っています。
その状態で寝ると、身体は寝ていても内臓は全力疾走している状態になりますので疲れはとれにくくなります。
また、血糖値が上がっている状態だと、身体の疲れをとるための成長ホルモンが出にくくなり疲れが取れないまま朝を迎えてしまいます。
食後から2時間ほど空けてから眠るようにしましょう。
液晶画面は見ない
これはかなり難しいと思いますが、できるなら寝る前はパソコンやスマホなどは見ない方が良いです。
液晶の明かりは、朝の日光と錯覚され脳が覚醒状態になるためベッドに入っても眠ることができない状態になります。
他にも気を付ける点はありますが、できることから始めることが大切です。
どれか一つでもできると、良い睡眠につながり、日々のパフォーマンスは上がっていきますのでぜひ試してみてくださいね。
当院では
先ほどお伝えした内容やそのほかの事に関して、お身体の状態、生活スタイルに合わせてお伝えしております。
また、睡眠に大切な自律神経の乱れを整えることで良い睡眠につながるようアプローチしていきます。
ストレスなどで身体が硬くなったり、骨盤の歪みにより姿勢が悪くなると自律神経が乱れやすくなります。
血流も含めた体液の流れを調節することも大切です。
骨格・骨盤矯正や筋肉に対する手技、CSFプラクティス・脳脊髄液調整法により体液循環を改善していくことで良い睡眠になるよう施術していきます。
また、鍼灸治療も自律神経を整えるのに有効ですのでオススメです。
睡眠の質の低下は肥満や慢性的な痛みなどの原因にもつながります。
慢性的な腰痛や肩こり、睡眠の質を改善したいというお悩みがありましたら一度当院にご相談いただければと思います。
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