交通事故後のむち打ちはどうしたらいいの?
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お身体の悩み、不調を抱える方が少しでも良くなって頂けるように様々な情報をお伝えしております。
遭わないのが一番ですが、遭いたくなくても遭うのが交通事故です。
交通事故後に
- 手が痺れてつらい
- 首が痛く、動かせない
- あちこち痛くて日常生活に支障が出ている
などのお悩みはありませんか?
交通事故後はお身体の治療を行わないと、症状が強く残り、日常生活に支障をきたしたままになるケースもございますので、早めに施術を受けていただくことが大切です。
Contents
交通事故を起こしてしまった、遭ってしまったらどうしたらいい?
被害者側と加害者側では対応は少し異なりますので、まずは加害者の側からご説明していきます。
加害者側の対応
①負傷者を助ける
②車を安全な場所に移動させて止める
③救急車を呼ぶ
④救命措置を行う
⑤道路の安全確保
⑥警察への届け出
⑦連絡先の共有
⑧現場写真の撮影
基本的なところはこの流れになります。
①負傷者を助ける
人身事故を起こしてしまった際には、被害者の救護が最優先になります。
被害者を放置すると、救護義務違反となり、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金、そして、人の死傷が加害運転者の運転に起因するときは10年以下の懲役又は100万円以下の罰金がそれぞれ科せられます(道路交通法117条1項、2項)。
加害者は、負傷者やその家族のためにも最善を尽くしましょう・
②車を安全な場所に移動させて止める
負傷者を助けるために加害者が車から降りる必要がありますが、その場に止めるのではなく、現場近くの路肩に車を移動させて止めましょう。
やむをえない時には多少離れた場所に止めましょう。
③救急車を呼ぶ
負傷者をなんとか助けたいという気持ちがあっても、不用意に負傷者を動かすと、容体が悪化することもあります。
まずは車から降りたらすぐに119番通報で救急車を呼びましょう。
救急車が来る間に、止血などの応急救護処置を行います。
むやみに身体を動かさずに、行ってください。
後続事故の恐れがあれば、早く負傷者を救護し、安全な場所に移動させます。
目立った外傷が見られなかったり、重症に見えないこともありますが、隠れた場所が負傷していることもありますので、気を付けてください。
④救命措置を行う
119番通報から救急車が現場に到着するまで、平均8分かかります。
この時の加害者の応急救護処置が負傷者の救命に重要な役割を担っているため、できる限りの救命措置を救急救命士の指示に従い行いましょう。
⑤道路の安全確保
交通事故が起きると、事故の処理が終わるまで道路の一部が通行できなくなります。
その状況に気づかず車が二次災害を起こしてしまった場合も危険防止義務違反が加害者に問われることになります。
発煙筒や停止表示機材(三角の表示板)などを利用しましょう。
夜間は特に分かりやすく伝えられるようにすると安全です。
後続車を誘導する義務がありますので、後続車がぶつかり二次災害にならないように努めましょう。
道路に散らばった車の破片などを取り除くことも危険防止義務を果たす重要な行動になりますので覚えておいてください。
⑥警察への届け出
警察への届け出は運転者の義務です。
被害者が軽傷であっても必ず行いましょう。
もし警察への届け出を怠ると報告義務違反の罪となり、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科せられます(道路交通法119条1項10号)。
被害者から、警察に届出をしない代わりに和解金を吊り上げられるおそれもあるので、加害者は必ず報告義務を果たしてください。
⑦連絡先の共有
交通事故の被害者と損害賠償について話し合うことになりますので、可能な限り連絡先を交換しておきましょう。
むち打ち症などでその場で自覚症状がなくても後になって発症することもあります。
⑧現場写真の撮影
警察の捜査と別に、手持ちのカメラやスマホなどで事故状況、未通りや信号機の有無等の事故現場の状況写真を撮影しておきましょう。
これが証拠となり、損害賠償等の額にも影響する可能性があります。
被害者が感情的に過大な損害賠償金の支払いを求めて訴えてきても、証拠があれば加害者側の反論が認められやすくなります。
事故の過失がなかったことを証明できる手掛かりになることもあります。
交通事故の処理が終わったら
- 保険会社への連絡
- 被害者へのお見舞い
- 示談交渉
となります。
被害者側の対応
①現場の安全確保や救護を行う
②警察への連絡
③加害者との連絡先交換
の流れになります。
①現場の安全確保や救護を行う
交通事故に遭遇したら、まずは自分を含む負傷者の救護を優先しましょう。
事故現場から安全な場所に移動させて、ケガの程度がひどい場合は救急車を手配しましょう。
後続車の二次災害を防ぐために、事故車を安全な場所へ移動させたうえで、必要に応じてハザードランプや発煙筒を使用します。
②警察への連絡
交通事故の大小やケガの有無にかかわらず、交通事故が発生した場合には、警察への通報をしてください。
警察への通報は、道路交通法により義務付けられています。
これにより、事故の事実が公的に確定され、交通事故証明書の発行が受けられます。
保険の手続きにも必要になりますので、発行の手続きを行っておきましょう。
③加害者との連絡先交換
加害者の逃亡を防ぐ意味でも、交通事故に遭ったら必ず連絡先を交換しましょう。
むち打ち症などは後から出てくる場合もあるため、その場は大丈夫でも、連絡先を交換しておかないと泣き寝入りの状態になることもあります。
加害者側の保険を使用することもできなくなり、全額治療費を自己負担しなければなることもあります。
交通事故の処理が終わったら
- 保険会社へ連絡する
- 整形外科を受診し診断書を取得する
- 人身事故に切り替える
- ケガの治療や通院
- 症状が完治したら示談
の流れになります。
何が起こるかわかりませんので、覚えておいて損はありません。
慌てず落ち着いて対応しましょう。
むち打ちになったら
交通事故後に出てくる症状として「むち打ち症」があります。
むち打ちは首周りの骨や関節、筋肉や神経に損傷が起こったものの総称です。
症状として、首の痛みの他、肩こり、頭痛、めまい、手の痺れ、不眠、うつなどのが現れることがあります。
気温や天候によって痛みが変わることもあります。
首周りは自律神経の影響を受けやすいため、なんとなくだるい、疲れやすい、眠れないなどの症状も出ることがあります。
この状態を改善するためには、首や肩回りの状態を整えていくことが大切です。
病院のリハビリや整骨院、接骨院などでしっかりと治療を受けていただくことで、後遺症を残すことなく完治までもっていくことができます。
治療を行う際には保険会社に必ず電話で連絡を入れてから受けるようにしましょう。
交通事故のケガは放っておくと後遺症になりやすいため、できるだけ早く治療を受けてください。
当院では
交通事故に遭われた後に、保険会社への連絡を入れていただいた後に施術を受けることができます。
場合によっては、保険会社に断られたというお話も聞きますが、大切なのは治療を受ける側の意志になりますので、整骨院や接骨院にかかりたい旨をしっかりとお伝えしてください。
身体を、事故前の状態に戻すためには必ず治療は必要になります。
軽いケガだから大丈夫と思わずに、ケガの大小に関わらず治療は受けましょう。
痛みの場所は増えたりすることもあります。
その際には一度病院への受診をお願いすることもあります。
これは、事故後のケガとして認定してもらうためです。
当院では交通事故後のケガをしっかりと完治するために、症状があるところ以外の部分も見させていただき治療を行います。
ケガの状態にかかわらず、事故にあった時の衝撃は大きいものですので、しっかりと完治するためには、痛み場所だけでなく、他の部分に原因がないかを検査や問診等で確認し施術を行います。
事故に遭われた方が後遺症に悩まずに、日常生活に戻れるよう施術いたしますので、何かございましたら遠慮なくお申し付けいただければと思います。
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