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その足のしびれ、要注意!原因別の見分け方と治し方

足のしびれとは?放置してはいけない理由

「足のしびれ=疲れや血行不良」と思っていませんか?
確かに一時的なしびれであれば問題ないことが多いですが、長引くしびれは注意が必要です。

たとえば

  • 片足だけがしびれる

  • しびれが数日以上続いている

  • 歩くとしびれや痛みが強くなる

このような症状がある場合は、神経や血管のトラブルが隠れている可能性があります。
放っておくと感覚障害や筋力低下、最悪の場合は歩行困難にまでつながることも。

「ただの疲れ」と見過ごさず、しびれが続くときは早めの対応が大切です。

足のしびれの主な原因5つと特徴

足のしびれの原因は1つではありません。

代表的な5つを紹介します。

  1. 坐骨神経痛
    腰から足先まで伸びる「坐骨神経」が圧迫されることで発生。お尻から太もも、ふくらはぎにかけてのしびれが特徴です。

  2. 腰椎椎間板ヘルニア
    背骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫。特に前かがみで症状が悪化しやすいのが特徴です。

  3. 脊柱管狭窄症
    神経の通り道が狭くなり、歩行中にしびれや痛みが出て、少し休むと軽減する「間欠性跛行」が見られます。

  4. 糖尿病性神経障害
    血糖値のコントロール不良により神経が障害されるもの。足の裏の違和感や、左右対称にしびれるケースが多いです。

  5. 血行不良(閉塞性動脈硬化症など)
    血液の流れが悪くなることでしびれや冷えが出現。特に高齢者に多く、足先の色や温度にも注意が必要です。

原因によって対処法は大きく異なるため、まずは見極めが重要です。

症状別・原因の見分け方チェックリスト

以下のチェックリストを参考に、自分の症状がどれに当てはまりそうか確認してみましょう。

  • お尻から足先までしびれがある → 坐骨神経痛の可能性

  • 前かがみでしびれが悪化する → ヘルニアの可能性

  • 歩くとしびれが出て、休むと楽になる → 脊柱管狭窄症の可能性

  • 両足に左右対称のしびれ → 糖尿病性神経障害の可能性

  • 足が冷たく、色が悪い → 血行不良の可能性

1つでも当てはまれば、病院などの専門機関への相談をおすすめします。
放置せず早めのチェックが、改善への第一歩です。

自分でできる対処法&生活習慣の見直しポイント

しびれの症状を軽減するには、日常生活の見直しがとても重要です。以下の対処法を試してみましょう。

  • 姿勢を正す:猫背や腰の反りすぎは神経を圧迫しやすくなります。

  • 長時間の同一姿勢を避ける:1時間に一度は立ち上がってストレッチを。

  • 適度な運動:ウォーキングや簡単な体操で血流を促進。

  • 冷え対策:足元を冷やさないよう靴下やレッグウォーマーを活用。

  • ストレスケア:自律神経の乱れもしびれに影響します。深呼吸や睡眠を大切に。

軽度のしびれなら、これらのセルフケアで改善するケースも多くあります。

鍼灸・接骨院でできる専門的なケアと改善事例紹介

慢性的なしびれには、鍼灸や手技療法による専門的なアプローチが効果的です。

たとえば当院では、

  • 神経周囲の筋緊張を緩める鍼灸施術

  • 背骨や骨盤の歪みを整える骨格矯正

  • 血流を促すマッサージや電気治療

などを組み合わせることで、神経の圧迫を取り除き、症状を根本から改善へと導きます。

実際に、長年しびれに悩んでいた40代の男性が、数回の施術で日常生活に支障がなくなったケースもあります。

「何をしても改善しなかった」という方こそ、一度専門家のケアを受けてみてください。

当院では

対処できる疾患なのか、どうかをまず検査等で見極めます。

あまりにも症状が強い場合は、提携先の整形外科さんへ受診をおすすめしております。

ヘルニアや狭窄症があって、坐骨神経痛の症状が出ている場合に、別の原因からしびれの症状が出ていることもあります。

その場合は、ヘルニアや狭窄症は改善できませんが、痺れの症状や身体の使い方にアプローチを行うことで、良くなったと喜んでいただいた例もあります。

日々の生活の積み重ねで、症状が出てきますので、セルフケアなどもお伝えして、日々の生活から負担を減らすご指導をさせていただいております。

まとめ

足のしびれは、「ただの疲れ」や「一時的な症状」と軽視されがちですが、神経や血管のトラブルが原因であることも多く、放置は禁物です。

坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、糖尿病性神経障害、血行不良など、原因はさまざまですが、それぞれに合った対処法が必要になります。

まずはご自身の症状をしっかりチェックし、セルフケアで改善が見られない場合は、早めに専門機関へ相談することが大切です。

鍼灸や接骨院での施術は、体に負担をかけずに自然治癒力を高め、根本改善を目指す有効な手段の一つです。
「しびれが気になる」「病院では原因が分からなかった」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ

大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1階
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅最寄り

この記事の監修者

中土育弘

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)

経歴

  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
  • 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
  • 東洋医療専門学校 専任教員
  • 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業

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