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7月に体調を崩す人必見!気温と自律神経の意外な関係

歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!

7月に入りますが、すでに気温が上昇中・・・

エアコン入れている家庭も多いのではないでしょうか?

そうなってくると乱れやすいのが自律神経です。

今回は、自律神経と体温の関係について解説していきます。

自律神経とは?体温調整との関係

自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、体の働きをコントロールしてくれている神経のことです。

たとえば、心拍、呼吸、消化、そして体温の調整など、生命を維持するためのあらゆる機能に関与しています。

特に「交感神経」と「副交感神経」のバランスが重要で、日中は交感神経が活発になり、夜間は副交感神経が優位になります。

このスイッチの切り替えがスムーズにできないと、疲れやすくなったり、寝つきが悪くなったりと、さまざまな不調が出やすくなるのです。

7月のように暑さが本格化し、日差しが強まると、身体は汗をかいて体温を下げようと頑張ります。

そのため自律神経はフル稼働。さらに、室内外の温度差が激しいと、その調整が追いつかなくなり、神経のバランスが崩れやすくなるのです。

7月特有の「気温差」が自律神経を乱す理由

7月といえば、蒸し暑い日が続く一方で、電車や職場、スーパーなどの室内では冷房が強めに効いています。

この「外は30度超え、室内は20度前半」という大きな温度差が、自律神経に大きなストレスをかけます。

体は急な温度変化に対応しようと、自律神経を総動員して体温を調節します。

ところがこの切り替えが頻繁に繰り返されると、神経が疲弊してしまい、体のバランスが崩れてしまうのです。

これがいわゆる「クーラー病」や「夏バテ」と呼ばれる状態の一因です。

暑いのに汗が出にくい、なんとなくだるい、頭がボーっとする…そんな症状に悩まされていませんか?

こんな症状は要注意!気温差による自律神経の乱れ

気温差による自律神経の乱れは、次のような不調となって現れます。

  • 朝スッキリ起きられない

  • 頭痛やめまいが続く

  • なんとなくイライラする

  • 食欲が落ちる、または胃腸の調子が悪い

  • 首や肩のコリがひどい

  • 夜、寝つきが悪い/夜中に目が覚める

これらは「なんとなく調子が悪い」という曖昧な不調であるため、見過ごされがちです。

しかし、こうした症状が続くと、夏バテや冷え、睡眠障害、さらには免疫低下などにもつながることがあります。

体からのサインを無視せず、早めにケアすることが大切です。

自律神経を守るためにできる生活習慣

自律神経を整えるには、まずは「リズムのある生活」を心がけることが大切です。朝起きたら日光を浴び、夜はなるべくスマホやPCを早めに切り上げて、寝る準備をする。

これだけでも自律神経の乱れを予防する効果があります。

また、冷房対策として、羽織れるものを持ち歩いたり、靴下を履いたりして、必要以上に体を冷やさないこともポイントです。

冷たい飲み物ばかりでなく、常温や温かい飲み物をとるのも有効です。

食事では、夏野菜や発酵食品など、内臓を冷やさず働かせる食材を意識してとりましょう。

東洋医学の視点とキトキト鍼灸接骨院での対処法

東洋医学では、気温差や湿気の影響を「外因(がいいん)」と考えます。

とくに7月は「湿邪(しつじゃ)」と「暑邪(しょじゃ)」が重なる季節。これらが体に入り込むと、気の流れが滞り、自律神経の働きも乱れてしまいます。

当院では、こうした季節特有の不調に対して、鍼灸・手技・頭蓋・内臓・硬膜・神経など多層的な評価を通して、体の深部から整えていきます。

特に「首から骨盤にかけての神経調整」「頭蓋と迷走神経の調整」「内臓を含めた自律神経アプローチ」は、慢性的なだるさや自律神経の不調に効果的です。

また、問診を丁寧に行い、患者さまそれぞれに合った生活アドバイスやセルフケア指導も行っております。

まとめ

7月は、暑さとクーラーの効いた室内との激しい温度差が続く季節。体温調整を担う自律神経にとっては、非常に負担のかかる時期です。

なんとなく体が重い、寝ても疲れが取れない、やる気が出ない…そんな不調の裏には、気温差による自律神経の乱れが隠れているかもしれません。

生活習慣を少し見直すだけでも予防・改善につながりますが、慢性的な症状がある場合は、専門的なケアが必要です。

東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院では、歪み×コリ×内臓で身体を根本から整えるアプローチで、夏の体調不良にしっかり対応いたします。

今年の夏は、体調を崩す前に、自律神経を整える一歩を踏み出してみませんか?

キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ

大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1階
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分

この記事の監修者

中土育弘

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)

経歴

  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
  • 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
  • 東洋医療専門学校 専任教員
  • 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業

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