長時間座って腰やお尻が痛い原因と改善法
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
「デスクワークをしていると腰が重だるい」
「長時間座るとお尻がジーンと痛くなる」
そんな悩みを抱えていませんか?
現代社会では、長時間の座位姿勢は避けられないものになっています。
リモートワークやPC作業、スマホの使用時間が増えることで、腰痛やお尻の痛みを訴える方が急増しています。
実はこの症状、単なる筋肉の疲れだけでなく、骨盤や背骨の歪み、血流の滞り、さらには内臓の疲労(特に肝臓や腸) が深く関わっていることもあるのです。
ここでは、長時間座ることで腰やお尻が痛くなる原因と、その改善方法について詳しく解説していきます。
Contents
座りっぱなしが体に与える影響
骨盤や背骨の歪み
人は座っているとき、無意識に骨盤が後ろへ傾きやすくなります。骨盤が倒れると腰の自然なカーブ(腰椎の前弯)が失われ、腰の筋肉に余計な緊張がかかります。
この状態が長時間続くことで、腰に痛みや重だるさが出てきます。
お尻の筋肉への圧迫
座位姿勢ではお尻の筋肉、特に「梨状筋」という深部の筋肉が座面に押し付けられます。
この筋肉が硬くなると坐骨神経を圧迫し、お尻の痛みや下肢へのしびれにつながることもあります。
血流の滞り
座って動かないことで血流やリンパの流れが悪くなり、腰やお尻の筋肉に酸素や栄養が届きにくくなります。
その結果、筋肉が硬直し、痛みが出やすくなるのです。
内臓が関わる腰やお尻の痛み
腰痛やお尻の痛みは、筋肉や骨格の問題だけではありません。内臓の疲労 も深く関わっています。
腸の影響
長時間座ることで腸が圧迫され、働きが低下します。
便秘やガスの溜まりやすさといった不調が出るだけでなく、腸内環境の乱れは血流や自律神経に影響し、腰やお尻の筋肉が硬くなりやすくなります。
肝臓の影響
肝臓は「解毒・代謝・血液の貯蔵」などを担う重要な臓器です。
飲酒や食べすぎ、ストレスや睡眠不足で肝臓が疲れると、血液循環が滞り、筋肉がこわばりやすくなります。
特に右腰や背中の張り、朝の腰のこわばりとして現れることが少なくありません。
「長時間座っていると右腰が特につらい」という方は、肝臓由来の影響を疑ってもよいでしょう。
症状を悪化させる生活習慣
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足を組むクセ
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柔らかすぎるソファに長時間座る
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運動不足による筋力低下
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デスクワーク中に前かがみ姿勢が続く
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暴飲暴食やアルコールの習慣
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夜更かしによる自律神経の乱れ
これらが積み重なると、腰やお尻の痛みが慢性化してしまいます。
自宅でできるセルフケア
1. 姿勢リセット
1時間に一度は立ち上がり、軽く体を動かしましょう。数分歩くだけでも血流改善につながります。
2. ストレッチ
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お尻(梨状筋)のストレッチ
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太ももの裏(ハムストリングス)のストレッチ
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股関節まわりの柔軟性を高める動き
これらを行うことで、腰とお尻の負担が軽減されます。
3. 体幹トレーニング
ドローイン(お腹をへこませて呼吸する運動)やプランクで体幹を鍛えると、腰椎や骨盤の安定性が増し、痛みに強い体を作れます。
4. 内臓ケア
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夜遅い食事を控える
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お酒を減らして肝臓を休ませる
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寝る前に腹式呼吸をして自律神経を整える
内臓を労わることも腰痛予防には欠かせません。
整骨院での施術アプローチ
整骨院では、痛みが出ている部分だけでなく、骨盤や背骨の歪み、筋肉・筋膜、さらには内臓や自律神経 にもアプローチします。
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骨盤・背骨の歪みを整えることで負担を軽減
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筋膜リリースで血流を改善
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内臓調整で肝臓や腸の緊張を緩和
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自律神経を整えることで睡眠の質を改善
特に「腰をマッサージしても良くならない」という方は、内臓や姿勢の問題を同時に整えることが必要です。
まとめ
長時間座って腰やお尻が痛くなるのは、単に筋肉が疲れているだけではありません。
骨盤や背骨の歪み、筋肉の圧迫、血流の滞りに加え、腸や肝臓といった内臓の疲労 も深く関わっています。
改善のためには、
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こまめに動いて血流を良くする
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ストレッチや体幹トレーニングを取り入れる
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内臓を休ませる生活習慣を心がける
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必要に応じて専門家による施術を受ける
この4つが大切です。
「座っていると腰がつらい」「お尻の痛みで集中できない」という方は、放置せずにぜひご相談ください。
体を根本から整えることで、デスクワークや日常生活がぐっと快適になります。
参考リンク
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厚生労働省 e-ヘルスネット「腰痛」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-003.html -
日本整形外科学会「坐骨神経痛」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sciatica.html -
国立健康・栄養研究所「肝臓と健康」
https://www.nibiohn.go.jp/
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この記事の監修者
「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業