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腰が固まって動かない…その原因と正しい対処法とは?

歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!

「朝起きたら腰が動かない」

「座りっぱなしのあとに伸ばせない」

そんな“腰が固まる”感覚を感じたことはありませんか?

実はこれは、単なる筋肉のこりや疲労だけでなく、体全体のバランスの崩れによって起きています。
今回は、腰が固まってしまう原因と、自分でできる対策、そして当院のアプローチについて詳しくお伝えします。

腰が固まるとはどういう状態?

「腰が固まる」とは、筋肉や関節が動きづらくなり、動作に制限が出ている状態を指します。
具体的には、

  • 体を前に倒すと腰が突っ張る

  • 反ると痛みが出る

  • 立ち上がりの初動でぎくっとする
    などです。

これは、腰の筋肉が硬くなっているだけでなく、関節や筋膜の滑走性の低下、内臓や自律神経の影響などが重なって起こっています。

腰が固まってしまう主な原因

筋肉の防御反応
腰や背中の筋肉が、姿勢の崩れや負荷を守るために過緊張を起こすことがあります。
とくに「腸腰筋」や「多裂筋」が働かないと、表層の筋肉が代わりにがんばり続け、結果として“硬い腰”になります。

内臓疲労による反射的な緊張
胃腸・腎臓・肝臓などの内臓の疲れは、神経を通じて腰周囲に緊張を生みます。

  • 胃腸の不調 → 左腰が固くなる

  • 腎臓の疲労 → 腰全体の重だるさ

  • 便秘 → 骨盤の可動性低下
    といった反応が起こります。

呼吸・姿勢の乱れ
猫背姿勢や浅い呼吸は、横隔膜の動きを制限し、腹圧のコントロールを失わせます。
その結果、腰が支え役となり、常に力が入った状態になります。

血流の悪化・冷え
同じ姿勢が続くと血流が滞り、筋肉に酸素が届かず老廃物が蓄積。
これも「動かすと痛い」「伸ばすとつっぱる」原因の一つです。

心理的ストレス
「頑張りすぎ」「我慢する」タイプの方ほど、腰まわりが力みやすい傾向があります。
ストレスで交感神経が優位になると、体が“守りモード”に入り筋肉を緩められなくなります。

自分でできるセルフケア

腰を柔らかくするには、「腰を直接伸ばす」よりも「支える筋肉を動かす」ことが大切です。

呼吸を深くする練習
仰向けで膝を立て、鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり吐く。
横隔膜が動くことで腹圧が整い、自然と腰がゆるみます。

股関節を動かすストレッチ
骨盤が硬いと腰が代わりに動くため、股関節を柔らかく保ちましょう。
イスに座ったまま膝を胸に引き寄せる簡単な運動でも効果的です。

温める(入浴・カイロ)
筋肉の血流を促し、交感神経の緊張を和らげます。

一般的な整骨院でできること

一般的な整骨院では、主に筋肉と骨格の調整を行います。
マッサージや電気治療、骨盤矯正などで局所の緊張を緩めることで、
一時的に動きやすくなるケースもあります。

ただし、原因が「内臓疲労」「呼吸」「自律神経」にある場合、筋肉だけの施術では再発しやすいのが現実です。

当院でできること

当院では、腰の硬さを全身のつながりの中で評価します。
・骨盤・股関節・背骨のバランス
・内臓の動き(特に腎臓・腸・胃)
・呼吸と横隔膜の働き
・自律神経のバランス
・歩行時の体の使い方

これらを多角的にチェックし、
頭蓋・内臓・ファシア(筋膜)・神経系を含めた施術で、
「なぜ固まるのか」を根本から整えていきます。

まとめ

腰が固まるのは「動かしすぎ」ではなく「動けなさすぎ」。
放置していると、ぎっくり腰や慢性腰痛の原因にもなります。
日々のケアと全身からの調整で、しなやかな腰を取り戻しましょう。


参考リンク:

キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ

大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1F
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分

この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)

経歴

  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
  • 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
  • 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業

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