強いストレスを受けた後に起こるカラダの変化とは?原因と整え方
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!

仕事や人間関係、環境の変化などで強いストレスを受けたとき、
「肩がこる」「眠れない」「お腹の調子が悪い」「息が浅くなる」など、
身体にもさまざまな不調が現れることがあります。
実はこれらは心だけでなく身体の防御反応であり、
自律神経やホルモン、筋肉、内臓のバランスが乱れることで起こっています。
今回は、ストレスを受けた後に身体で起こる反応と、
整えるためのポイントについて詳しく解説します。
Contents
ストレスが身体に与える影響とは?
ストレスを感じると、脳の「視床下部」という部分が反応し、
自律神経やホルモンを介して全身に“非常事態モード”を伝えます。
このとき働くのが交感神経です。
心拍数や血圧を上げ、筋肉を緊張させ、呼吸を浅くして
「戦う・逃げる」状態に切り替えます。
短期間であれば問題ありませんが、
この状態が続くと体は常に緊張したままになり、
次のような不調が出てきます。
強いストレス後に起こりやすい身体の反応
① 筋肉のこわばり・呼吸の浅さ
ストレスが続くと無意識に肩や背中、腰が緊張します。
「肩こり」「首の痛み」「背中の張り」「呼吸の浅さ」などが出やすくなります。
この状態が続くと、血流が悪くなり慢性的なコリにつながります。
② 胃腸のトラブル
自律神経の乱れにより、胃腸の働きが低下します。
食欲不振や下痢、便秘、胃の痛みなどが起こることもあります。
③ 睡眠の質の低下
交感神経が優位なままでは体がリラックスできず、
「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「夜中に目が覚める」といった状態に。
④ ホルモンバランスの乱れ
ストレスホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌されると、
免疫力低下・生理不順・疲れが取れないなどの反応が起きます。
⑤ 呼吸や姿勢の崩れ
精神的な緊張は横隔膜を硬くし、呼吸を浅くします。
浅い呼吸が続くと姿勢が前かがみになり、体が縮こまったような印象に。
ストレス反応を和らげるセルフケア
・深呼吸を意識する
1日数回、鼻から吸って口から吐く腹式呼吸を取り入れましょう。
副交感神経が働き、心拍数が落ち着きます。
・湯船につかる
38〜40℃のぬるめのお湯に10分程度入ると血流が促され、
筋肉のこわばりがほぐれます。
・「力を抜く時間」を意識的につくる
ストレスが続く人ほど「リラックスすること」が苦手です。
5分でも目を閉じて呼吸を整えるだけで、脳と体は落ち着きを取り戻します。
一般的な整骨院でできること
一般的な整骨院では、ストレスによって硬くなった筋肉をほぐすことで、
一時的に血流を促進し、体のこわばりを緩和させることができます。
ただし、原因が自律神経や内臓にある場合は、
筋肉だけのアプローチでは再発しやすいのが現実です。
当院でできること
キトキト鍼灸接骨院では、ストレスによる身体反応を
「構造・内臓・神経・呼吸」のつながりから整えます。
・頭蓋骨や自律神経の調整
・内臓の働きを整えるアプローチ
・呼吸や姿勢の改善
・ファシア(筋膜)や神経の緊張リリース
ストレスで「息がしづらい」「体が重い」「寝ても疲れが取れない」という方は、
全身の連動を整えることで少しずつ回復していきます。
まとめ
ストレスは「見えない敵」ですが、
その反応は確実に体に現れます。
大切なのは、「心だけでなく身体もケアすること」。
呼吸・姿勢・内臓・神経のつながりを整えながら、
ストレスに負けない身体づくりを目指しましょう。
参考リンク:
- 
厚生労働省:ストレスと上手につきあう 
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188322.html
- 
日本整形外科学会:自律神経の働きと体の反応 
 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/autonomic_nerve.html
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この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業
