寝ても疲れが取れないのはなぜ?その原因と整え方を専門家が解説
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
「しっかり寝たのに疲れが抜けない」
「朝起きても体が重い」
そんな悩みを感じていませんか?
睡眠時間が足りているのに疲労感が残る場合、
単なる寝不足ではなく、体の回復システム自体がうまく働いていないことが考えられます。
今回は、寝ても疲れが取れない原因と、体を整えるための具体的なポイントを
鍼灸接骨院の専門的な視点から解説します。
なぜ寝ても疲れが取れないのか?
私たちの体は睡眠中に「修復・回復」の働きをしています。
筋肉や内臓の修復、ホルモン分泌、記憶の整理などが行われる大切な時間です。
しかし、この回復がうまくいかないと、
朝になっても疲れが残り、「寝ても疲れが取れない」と感じます。
その背景には、自律神経・ホルモン・内臓の働きなど、
さまざまな要素が関係しています。
主な原因とメカニズム
① 自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活によって交感神経(緊張モード)が優位になると、
体は常に「戦闘態勢」になり、寝ている間もリラックスできません。
副交感神経(休息モード)が働かないため、回復が進まないのです。
② 呼吸の浅さ
呼吸が浅い人は酸素が十分に取り込めず、睡眠中も細胞がリラックスできません。
横隔膜の動きが悪いと、全身の血流・リンパの流れも低下します。
③ 内臓疲労
胃腸・肝臓・腎臓などが疲れていると、代謝や解毒が滞り、
疲労物質が体に残ったままになります。
特に、夜遅い食事やアルコール、糖質過多は内臓の回復を妨げます。
④ 睡眠リズムの乱れ
夜更かしやブルーライトの影響で体内時計が乱れると、
深い睡眠(ノンレム睡眠)が減少。浅い眠りが続き、朝スッキリ起きられなくなります。
⑤ 姿勢・筋肉のアンバランス
首や肩、腰まわりの筋肉が硬いと、寝ている間も体が緊張し続けます。
「寝ているのに力が抜けていない」状態です。
自分でできるセルフケア
・寝る前の深呼吸
鼻から吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり吐く。
副交感神経を刺激して睡眠の質を上げます。
・寝る90分前に湯船につかる
38〜40℃のお湯に10分ほど入ることで体温リズムが整い、
入眠しやすくなります。
・就寝前のスマホOFF
ブルーライトは脳を刺激し、メラトニン分泌を妨げます。
就寝1時間前からスマホを控える習慣をつけましょう。
・寝具と姿勢を見直す
枕が高すぎる、マットレスが柔らかすぎるなども
呼吸や血流を妨げ、疲労回復を妨げます。
一般的な整骨院でできること
多くの整骨院では、
肩・首・腰の筋肉をゆるめ、血流を改善することでリラックスを促します。
一時的に寝やすくなる方も多いですが、
自律神経や内臓が整っていないと、根本的な改善は難しいこともあります。
当院でできること
キトキト鍼灸接骨院では、
「なぜ休んでも疲れが取れないのか」を全身から評価します。
・頭蓋骨・自律神経の調整
・内臓の位置・働きを整えるアプローチ
・横隔膜・呼吸の改善
・骨盤や背骨の連動を整える施術
・睡眠の質を上げる生活アドバイス
体の“回復スイッチ”を入れるために、
構造(骨格)・内臓・神経・ファシア(筋膜)を多層的に整えていきます。
まとめ
「寝ても疲れが取れない」は、
体が“休む力”を失っているサインです。
睡眠時間を増やすよりも、
「休める体を取り戻す」ことが大切。
呼吸・姿勢・内臓・自律神経を整えることで、
眠って回復できる体へと導きます。
参考リンク:
-
厚生労働省:睡眠と健康
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188322.html -
日本整形外科学会:自律神経の働きと睡眠の関係
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/autonomic_nerve.html
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この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業
