産後のママに多い「朝起きると腰が痛い」原因と整え方
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
「朝、布団から起き上がると腰が痛い」
「授乳や抱っこで腰が重くて動けない」
そんな産後ママの声を、日々多く聞きます。
実は、産後の腰痛には“寝ている間の姿勢”や“骨盤・内臓・ホルモンの変化”が大きく関係しています。
今回は、産後に起床時の腰痛が起こる原因と、整えるためのポイントを解説します。
なぜ「朝」が痛いのか?
寝ている間は体をほとんど動かさないため、
筋肉や関節の血流が低下し、硬くなりやすい時間帯です。
特に産後は、ホルモンの影響で関節をゆるめる“リラキシン”という物質が分泌されており、
骨盤周りの安定性が低下しています。
この状態で、抱っこや授乳などの前かがみ姿勢が続くと、
朝、腰や骨盤の関節に負担が集中して痛みが出やすくなるのです。
産後の起床時腰痛の主な原因
① 骨盤のゆるみと歪み
出産時に開いた骨盤が戻りきらないまま生活していると、
左右差やねじれが生じ、腰に過度なストレスがかかります。
② 腹筋・骨盤底筋の低下
妊娠・出産でお腹の筋肉や骨盤底筋が伸ばされ、
腰を支える力が弱くなります。
結果、寝返りや起き上がりの動作で腰に負担がかかります。
③ 内臓の位置の変化
出産後、骨盤が開いたままだと、内臓が下がりやすくなり、
腰周囲の筋膜が引っ張られて“重さ”や“痛み”を感じやすくなります。
④ 睡眠姿勢のクセ
添い寝や横向き授乳などで同じ姿勢が続くと、
筋肉が偏って硬くなり、朝に痛みが出ます。
⑤ 自律神経の乱れ・睡眠不足
夜間授乳などで睡眠が浅くなると、体の回復が追いつかず、
痛みやこりを感じやすくなります。
自分でできるセルフケア
・寝る前に軽いストレッチ
骨盤の動きを出す「骨盤ゆらし」や「股関節の開閉運動」がおすすめです。
・横向きで起き上がる
仰向けから勢いよく起きると腰に負担がかかります。
横向きになって手で支えながら起き上がりましょう。
・腹式呼吸を意識する
お腹に空気を入れて吐く練習で、腹筋と骨盤底筋の再教育につながります。
・お風呂で温める
筋肉の血流を促し、寝起きの痛みが出にくくなります。
一般的な整骨院でできること
一般的な整骨院では、腰まわりや骨盤の筋肉を緩めて血流を促進し、
一時的に動きやすくする施術を行います。
ただし、産後特有の「内臓の下垂」「ホルモンバランス」「骨盤底筋の低下」などを考慮しないと、
再発しやすいのが現実です。
当院でできること
キトキト鍼灸接骨院では、
産後ママの腰痛を骨盤・内臓・姿勢・神経の連動として捉え、
根本から整えていきます。
・骨盤のゆがみ・開きの調整
・内臓の位置と血流の改善
・呼吸と横隔膜の動きの回復
・自律神経・ホルモンバランスの安定化
・骨盤底筋・腹筋の再教育(EMS・体幹トレ含む)
「子どもを抱くと腰が痛い」「朝起き上がれない」
そんな状態を、再発しにくい体づくりでサポートします。
まとめ
産後の起床時腰痛は、「骨盤の歪み」だけが原因ではありません。
ホルモン・内臓・姿勢・睡眠のすべてが関係しています。
出産を頑張った体には、回復のためのケアが必要です。
朝起きるたびに痛む腰を放置せず、
根本から整えて快適な毎日を取り戻しましょう。
キトキト鍼灸接骨院にお任せください。
参考リンク:
-
厚生労働省:産後の体の変化と健康管理
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188322.html -
日本整形外科学会:女性の腰痛の原因
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/back_pain.html
キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ
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この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業
