ぎっくり腰のメカニズムとは?再発を防ぐために知っておきたいこと
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
「急に腰がズキッと痛くなって動けない」
そんなぎっくり腰は、多くの方が一度は経験するといわれる症状です。
正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然発症する強い腰の痛みが特徴です。
一見「重いものを持ったときに起こる」と思われがちですが、実際には日常生活の中の小さな動作や、体の疲労の蓄積から発症することが多いんです!
今回は、ぎっくり腰がなぜ起こるのか、そのメカニズムを詳しく解説していきます。
Contents
ぎっくり腰のメカニズム
1. 筋肉・靭帯の損傷
腰を支える筋肉や靭帯に急激な負荷がかかると、小さな損傷が起きます。その結果、強い炎症反応が起こり、腰を動かせないほどの痛みが出ます。
2. 椎間関節や椎間板へのストレス
腰椎同士をつなぐ関節(椎間関節)やクッションの役割を持つ椎間板に過剰な負担がかかることで、強い痛みを生じることもあります。
3. ファシア(筋膜)の癒着
筋膜(ファシア)は筋肉を包む膜で、全身をつなぐネットワークのような存在です。この動きが悪くなると局所に負担が集中し、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。
4. 内臓疲労や自律神経の乱れ
肝臓や腎臓の疲れ、睡眠不足、ストレスによる自律神経の乱れも腰の回復力を下げ、発症リスクを高めます。特に内臓と腰は筋膜を介してつながっており、内臓の不調が腰痛として現れることも珍しくありません。
ぎっくり腰を引き起こす生活習慣
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長時間のデスクワーク
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不良姿勢(猫背・反り腰)
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運動不足による筋力低下
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睡眠不足やストレス
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暴飲暴食や過度な飲酒
これらが重なると腰に負担が蓄積し、「ある日突然」ぎっくり腰となって現れます。
自宅でできる応急対応と予防
ぎっくり腰になってしまうとどうしたらいいのか分からないという方が大半です。
何度もなっていても、痛くて動かせないことが多いため、何が正解なのかを理解しておくことが大切です。
発症直後
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無理に動かさず安静にする
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冷やして炎症を抑える(発症から48時間以内)
数日後〜回復期
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温めて血流を改善
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軽いストレッチや体操で再発予防
普段からできる予防策
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骨盤を立てて座る習慣をつける
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体幹トレーニングで腰を安定させる
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睡眠の質を改善し、内臓を休める
整骨院でできること(一般的な施術)
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骨盤や背骨の歪みを整える
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筋肉や靭帯の緊張を和らげる
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電気療法や温熱療法による血流改善
当院でできること(全身をみる施術)
当院では筋肉や骨格調整に加えて、
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内臓(肝臓・腎臓など)の働きを整える施術
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頭蓋調整を通じて自律神経の乱れを改善
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ファシア(筋膜)のつながりを意識した全身施術
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歩行指導により日常動作そのものを改善
単なる一時的な痛みの緩和ではなく、ぎっくり腰を繰り返さない体づくり を目指しています。
まとめ
ぎっくり腰は突然起こりますが、実際には「疲労の蓄積」や「姿勢・生活習慣の乱れ」が原因であることがほとんどです。
筋肉や骨格だけでなく、内臓・自律神経・筋膜など全身を整えることで、再発予防につながります。
「ぎっくり腰が癖になっている」「毎回不安になる」という方は、ぜひ早めにご相談ください。
参考リンク
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厚生労働省 e-ヘルスネット「腰痛」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-003.html -
日本整形外科学会「腰痛」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbago.html
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この記事の監修者
「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業