五十肩が治らない…!原因と効果的な施術法を専門家が解説
・腕が上がらない
・夜に肩の痛みが強くて眠れない
などの状態は五十肩の可能性があります。
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整えるキトキト鍼灸接骨院です!
今回は五十肩について解説していきます!
Contents
五十肩とは?症状と原因を正しく知ろう
五十肩(正式名称:肩関節周囲炎)は、40代以降の男女に多く見られる肩の痛みと可動域の制限を伴う症状です。
「腕が上がらない」
「服を着るのがつらい」
といった日常生活への支障が大きく、特に夜間の痛み(夜間痛)で眠れないという方も少なくありません。
原因は、加齢による関節や筋肉の変性、血流の悪化、姿勢の崩れ、運動不足などさまざま。
中には明確なきっかけがなく、「ある日突然肩が動かなくなった」というケースもあります。
五十肩を正しく理解し、早めに対処することが、慢性化や悪化を防ぐ第一歩です。
五十肩が治らない理由と放置のリスク
「五十肩は自然に治る」と言われることもありますが、実は放置することで症状が長期化したり、可動域が元に戻らなくなるケースも少なくありません。
改善までに1年〜2年かかることもあり、特に初期に適切な対処をしないと「凍結肩」と呼ばれるような、ほとんど肩が動かなくなる状態に進行することもあります。
また、痛みをかばって肩を動かさないでいると、筋肉がさらに固まり、悪循環になります。
慢性化すれば日常生活の支障が大きくなるだけでなく、精神的なストレスや睡眠障害にもつながる恐れがあります。
「時間が解決してくれるだろう」と我慢せず、早期に専門の施術を受けることで、回復期間を短縮しやすくなります。
五十肩に効果的な施術法|整体・鍼灸・運動療法の特徴
五十肩の改善には、症状の段階や体の状態に応じた「オーダーメイドの施術」が効果的です。代表的な施術法には以下のようなものがあります。
・整体施術
姿勢の歪みや肩甲骨の可動域制限を整えることで、関節の動きをスムーズにし、肩への負担を軽減します。筋肉の緊張を和らげることで、可動域の回復も期待できます。
・鍼灸(しんきゅう)
ツボを刺激することで血流を促進し、痛みや炎症をやわらげます。夜間痛や慢性的なコリに効果的で、「何をしても治らなかった肩が楽になった」と感じる方も多いです。
・運動療法(リハビリ)
肩の筋肉を正しく使いながら、少しずつ動かしていくトレーニングです。痛みが落ち着いた後の可動域回復には欠かせません。
症状が軽い方でも自己流の対処で悪化することがあるため、専門家のもとで適切な施術を受けることが重要です。
施術と合わせてやるべきセルフケア・生活習慣の見直し
五十肩の回復を早めるためには、施術だけでなく、日常生活の過ごし方も大切です。以下のようなセルフケアを習慣化すると効果的です。
・軽いストレッチ
入浴後など体が温まったタイミングで、無理のない範囲で肩周りを動かすストレッチを行いましょう。急に強く動かすのは逆効果なので注意が必要です。
・温めるケア
肩周辺を温めることで血流がよくなり、痛みの緩和や回復力アップが期待できます。ホットタオルや入浴が手軽でおすすめです。
・姿勢の見直し
猫背やスマホ首の姿勢は、肩に大きな負担をかけます。背筋を伸ばし、肩甲骨を意識する習慣をつけましょう。
また、長時間同じ姿勢でいない、無理に重いものを持たないなど、日常のちょっとした工夫も再発防止につながります。
改善までの期間と通院の目安、よくあるQ&A
五十肩の回復期間には個人差がありますが、軽度で3〜6ヶ月、中度〜重度になると1年以上かかることもあります。
ただし、施術やセルフケアを適切に行えば、期間を大きく短縮することも可能です。
通院の目安としては、初期は週に1〜2回が理想です。痛みが落ち着いてきたら、状態に応じて間隔を空けていく形が一般的です。
よくある質問
Q. 仕事をしながらでも改善できますか?
→はい。日常動作の中で注意する点やストレッチ方法などを指導しながら、無理のないペースで改善をサポートします。
Q. 肩以外の部位も痛いのですが、関連していますか?
→肩の痛みから首・背中・腕に負担が波及している可能性があります。全身のバランスを見ながらの施術が必要です。
「もう治らないかも…」と悩まず、まずはお気軽にご相談ください。症状のステージを見極め、最適な施術を提案します。
まとめ
五十肩は、放置して自然に治るものと思われがちですが、実際には慢性化や可動域の制限が残ってしまうリスクもあります。
「腕が上がらない」「夜に痛んで眠れない」といった症状に悩んでいるなら、早めの対処がカギです。
整体や鍼灸、運動療法など、体の状態に合った施術を受けることで、痛みの軽減や可動域の回復が期待できます。また、生活習慣の見直しやセルフケアを取り入れることで、さらに効果的に改善へと導くことができます。
肩の痛みが長引いている方、どこに相談すればよいか分からない方は、ぜひ専門家にご相談ください。
適切な施術とサポートで、元の生活を取り戻すお手伝いをいたします。
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この記事の監修者
「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業