肩こりに有効な神経ストレッチとは?原因と改善法を徹底解説
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
「デスクワークで肩がガチガチ」
「首から腕にかけてしびれる感じがある」
そんな肩こりで悩む方は多いのではないでしょうか。
一般的に肩こりは「筋肉が硬くなること」が原因とされますが、実は 神経の滑走障害(神経が動きにくくなる状態) も関係しています。
この神経の動きを改善する「神経ストレッチ(ニューロダイナミックストレッチ)」は、慢性的な肩こりの改善に有効です。
ここでは肩こりと神経の関係、そして有効な神経ストレッチについて詳しく解説します。
Contents
肩こりと神経の関係
肩から腕にかけては「腕神経叢(わんしんけいそう)」と呼ばれる神経の束が走っています。
これらは首(頚椎)から出て、鎖骨の下や肩、腕を通り指先まで伸びています。
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長時間のデスクワークやスマホ操作
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猫背やストレートネック
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肩甲骨の動きの悪さ
これらが続くと神経が筋肉や筋膜に圧迫され、動きが悪くなります。その結果、肩こりだけでなく、腕のしびれやだるさを伴うこともあります。
神経ストレッチとは?
神経ストレッチは、神経を引き伸ばすのではなく「神経が通っているルートをスムーズに滑らせる(グライディング)」ための方法です。
特徴は、筋肉のストレッチと違い「大きな伸び感」はありませんが、繰り返すことで神経の動きが改善され、血流や神経伝達がスムーズになります。
肩こりに有効な神経ストレッチ例
※無理のない範囲で行い、しびれや痛みが強く出る場合は中止してください。
【正中神経ストレッチ】
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椅子に座って肩を横に広げ、肘を伸ばす
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手のひらを外側に向け、指先を後ろへ反らす
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ゆっくり呼吸をしながら10〜20秒キープ
→ デスクワークでの肩こりや腕のだるさに効果的
【橈骨神経ストレッチ】
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腕を体の横に伸ばし、手首を内側に曲げて手のひらを後ろへ
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肩を軽く下げながら10〜20秒キープ
→ 手の甲側の突っ張り感を和らげ、肩周囲の緊張も緩和
【尺骨神経ストレッチ】
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肘を曲げて顔の横に手を持ってくる
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小指と薬指を外側に開き、手首を反らす
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そのまま首を反対側に傾ける
→ 肘〜小指側の神経ルートを刺激し、肩から腕の重だるさに有効
神経ストレッチを効果的に行うコツ
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強く伸ばさず「軽く心地よい程度」にとどめる
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呼吸を止めずリラックスして行う
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毎日1〜2回、短時間を継続する
整骨院でできること(一般的な施術)
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肩や首周囲の筋肉をほぐす
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姿勢指導やストレッチ
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温熱・電気療法で血流改善
当院でできること(全身をみる施術)
当院では、
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筋肉・骨格の調整
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内臓の調整で血流循環を改善
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頭蓋調整で自律神経を安定させる
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ファシア(筋膜)の癒着を解放
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歩行指導による日常動作の改善
を行い、肩こりを一時的に和らげるだけでなく「再発しにくい体づくり」をサポートします。
まとめ
肩こりの背景には、筋肉の硬さだけでなく神経の動きの悪さも関係しています。
神経ストレッチは、自宅でも取り入れやすく、肩こりや腕のだるさ改善に役立ちます。
「肩こりが慢性的に続く」「腕のしびれや重さもある」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では全身をみながら、根本からの改善を目指します。
参考リンク
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日本整形外科学会「神経痛」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/nerve_pain.html -
厚生労働省 e-ヘルスネット「肩こり」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-002.html
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この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業
