生理からくる腰痛の原因と改善方法
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
生理痛っていうと、様々な不調があると思いますが、腰痛で悩まれる方も多くいらっしゃいます。
今回は、生理の時に腰が痛い原因と改善方法について解説していきます!
Contents
生理からくる腰痛の原因とは?
多くの女性が
「生理の時期になると腰が重い」
「下腹部だけでなく腰も痛む」
と感じています。これは単なる筋肉疲労ではなく、ホルモンや内臓の働きが関係しています。
生理前から分泌が増える「プロスタグランジン」という物質は、子宮を収縮させる働きを持ちます。
その結果、血流が悪くなり、骨盤周囲の筋肉や靭帯に負担がかかり、腰痛が出やすくなるのです。
さらに、骨盤の歪みや姿勢の悪さ、自律神経の乱れも重なり、痛みが強くなるケースもあります。
特に冷え性や便秘などを抱えている方は、より腰痛を感じやすくなります。
セルフケアでできる腰痛対策
生理中の腰痛を軽減するためには、日常の工夫が大切です。
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体を温める:カイロや湯たんぽを腰やお腹に当てることで血流が改善します。
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軽いストレッチ:骨盤周囲の筋肉をゆるめると痛みが和らぎます。特に股関節や腰回りを軽く動かすのがおすすめです。
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深い呼吸を意識する:腹式呼吸をすると自律神経が安定し、子宮や内臓の血流が改善します。
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カフェインや冷たい飲み物を控える:血流が悪化すると腰痛が強くなるため、温かい飲み物を選びましょう。
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睡眠をしっかり取る:夜更かしは自律神経の乱れを助長します。
これらのセルフケアを続けるだけでも、生理中の腰痛は軽減されることが多いです。
一般的な整骨院等でできること(筋肉・骨格中心の施術)
整骨院では、腰や骨盤周囲の筋肉をほぐし、骨格を整える施術が一般的です。
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腰やお尻の筋肉の緊張を取る
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骨盤矯正で姿勢を改善する
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ストレッチ指導で血流を良くする
これらは一時的に症状を軽くするには効果的ですが、内臓や自律神経といった「体の中の働き」までは直接的にアプローチできないため、根本的な改善にはつながりにくいこともあります。
当院でできること(全身調整)
当院では、生理からくる腰痛を「骨盤や筋肉だけでなく、内臓・頭蓋・自律神経・ファシア(膜組織)の連動」として捉えています。
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内臓調整:子宮や卵巣だけでなく、血流やホルモンに関わる消化器・循環器にもアプローチ。
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頭蓋調整:自律神経の中枢である頭蓋の動きを整え、ホルモンバランスを安定させます。
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自律神経調整:呼吸や姿勢を整えることで交感神経と副交感神経のバランスを回復。
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ファシアリリース:筋膜のつながりを解放し、腰だけでなく全身の緊張をゆるめる。
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歩行指導:骨盤と背骨に負担をかけない歩き方を身につけ、日常生活から再発を防ぐ。
これにより「その場しのぎではなく、生理のたびに繰り返す腰痛を根本から改善する」ことを目指します。
まとめ
生理からくる腰痛は、ホルモン、自律神経、骨盤の歪みなどが複雑に関係しています。
セルフケアで症状を軽くすることはできますが、「毎月つらい」「薬に頼りたくない」という方は、全身を整える施術が必要です。
一般的な整骨院では筋肉や骨格を中心に施術を行いますが、当院では内臓や自律神経を含めて多層的に整えることで、根本改善を目指します。
生理痛による腰痛を「仕方ない」とあきらめず、自分に合ったケアと施術を取り入れてみてください。
参考リンク
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厚生労働省「月経随伴症状(生理痛)について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188142.html -
日本産婦人科医会「月経困難症」
https://www.jaog.or.jp/
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この記事の監修者
「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業