大阪市東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です！

私事ではございますが、腰痛と坐骨神経痛に悩まされております。笑

原因は勉強会で東京へ行った際の長時間の移動と、そこで受けた治療の反応が出ている状態ですね。

最近特に寒かったので、それも影響しているとは思いますが。

今回は、腰痛と坐骨神経痛持ち必見の緩めるべきポイントと簡単な緩め方をお伝えしていきます！

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは、お尻から足の後面にかけて走る、小指ほどの太さの神経である坐骨神経に沿って、痛みや痺れが出るものを言います。

坐骨神経痛は、お尻の梨状筋という筋肉で圧迫を受けて起こることもあれば、ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症という疾患でも起こります。

詳しくはこちらの症状別コラムを参考にしてください。

「坐骨神経痛」

ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の場合は、圧迫・炎症が起こっているところが腰の骨の辺りになりますので、基本的に筋肉を緩めても改善することはありませんが、背骨の状態を変えていくことで症状が良くなっていくことはあります。

梨状筋の部分で圧迫を受けている場合は、梨状筋を緩めることで改善することがありますが、あまりにも圧迫が強く変化がない場合は、手術の適応となることもあります。

腰痛と坐骨神経痛の改善ポイント！

今回お伝えする、腰痛と坐骨神経痛へのアプローチ方法が有効なものは、お尻の筋肉が影響しているものです。

お尻の筋肉が硬くなった結果、腰痛と坐骨神経痛を引き起こしている場合は、この筋肉を緩めてみてください！

梨状筋

梨状筋は、先ほどもお伝えしたように硬くなると坐骨神経を圧迫し、「梨状筋症候群」を引き起こします。

この筋肉は、坐骨神経に深くかかわるため、坐骨神経痛がある方は必ず緩めておいた方が良い筋肉です。

仙骨という骨から、大腿骨の大転子についているため、お尻の後面の少し下の方を緩めるイメージですね。

用意するものはテニスボールです！

テニスボールぐらいの硬さがちょうど良いんです。

筋膜ローラーでもOKです！

仰向けで寝て、股関節の外側の出っ張った骨が大転子になりますので、その内側の少し上をテニスボールや筋膜ローラーで圧迫してみてください。

手で身体を支えながら、いた気持ちいいぐらいの刺激でじわ～っと圧をかけてあげて、余裕があれば少し上下左右に動かしてあげるようしてください。

足の方に、痛みや痺れが再現されるようなら無理のない範囲でそこをしっかりと緩めていきましょう。

中殿筋

中殿筋は、お尻の外側についている筋肉で、足を外側に開く働きを持っています。

その上に覆いかぶさるようにお尻の形を作っている大殿筋もすごく大事ですが、中殿筋が硬くなると、トリガーポイントができて、足のしびれを引き起こします。

また、中殿筋が硬くなると、腰痛が起こりやすくなるためここもしっかりと緩めていきましょう！

先ほどと同様に、テニスボール又は筋膜ローラーを用意して、今度は横向きに寝て、身体を支えながら、お尻の外側に当てて、刺激を入れます。

腰痛や坐骨神経痛が強い方は、少し体重をかけただけでも悲鳴をあげるぐらい痛いことがありますので、圧の強さには十分注意して行ってくださいね！

圧をかけて、足の方にしびれが出るようなら、そこがトリガーポイントと呼ばれる場所になりますので、じわ～っとしっかりと緩めていきましょう！

圧迫する場所が前の方に行き過ぎると、小殿筋や大腿筋膜張筋と呼ばれる筋肉に刺激が入りますが、そちらも神経痛や腰痛に関わる筋肉です。

少し前へ圧迫して、響くポイントがずれたら筋肉が変わった状態です。

いた気持ちいい場合はそちらも緩めるのも良いですね！

注意点

セルフケアを行う上で、いた気持ちいいぐらいに刺激をとどめることをオススメします。

また、あまり長時間緩めすぎるのもよくないです。

刺激が強かったり、長時間緩めすぎた場合は、次の日などに筋肉痛のような状態や、余計にだるくなることもあります。

長くても1～3分程度に抑えておく方が無難でしょうか。

気持ちが良いからと続けるとあとあと後悔することもありますので気を付けてくださいね！

また、腰痛が強い場合はこちらの症状別コラムも見てみてください！

腰痛

当院の治療法についても書いております！

セルフケアを行っても変化が出ない場合は、別の原因の可能性もあるため、病院への受診または、一度当院にご相談いただければと思います。

腰痛も坐骨神経痛も放っておくとなかなか改善しにくくなることもありますので、気になる方は早めの受診をオススメします！

腰痛や坐骨神経痛など気になる症状や、何かありましたら、気軽にお問い合わせいただければ嬉しいです！

ご連絡お待ちしております。

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