ぎっくり腰でお悩みの方へ

「魔女の一撃」とも呼ばれるぎっくり腰

ふとした時に腰に走る痛みや違和感・・・

やってしまったかも・・・

これがぎっくり腰か・・・

なんて思ってしまうのがぎっくり腰です。

ぎっくり腰は再発しやすい疾患の一つです。

ぎっくり腰とは「急性腰痛」の総称で、腰に負担のかかる動きをしたことがきっかけで起こることがあります。

人によっては、動けないほどの激痛が走るものではなく、違和感から始まり徐々に痛みが強くなっていくことがあります。

腰の筋肉や関節に炎症が起こることで

などの症状が出ます。

これらの症状により、歩くこともままならず日常生活をおくることができなくなることがあります。

ぎっくり腰の原因は、腰に強い負担がかかっていることにあります。

急激な動きや、重たいものを持ち上げた、慣れていない運動などもぎっくり腰を起こす原因です。

日常生活をおくる中で、腰に負担がかかり筋肉が緊張し硬くなっていることで、筋肉が裂けて起こったり、腰の関節に炎症が起こることでぎっくり腰になります。

また、腰椎椎間板ヘルニアが起こると、ぎっくり腰の症状が最初に出ることもあります。

病院では痛み止めや注射などの処置をしてもらい、様子を見ることが一般的です。

日にち薬で治るものなら良いですが、痛み止めなどが切れたらまた痛みが再発し、再び病院へ行って処置してもらうことも多くあります。

足の痺れがあったり、力が入りにくいなどの症状があれば腰椎椎間板ヘルニアの可能性があり、中年以降では腰部脊柱管狭窄症の疑いもでてきます。

また、癌などの転移による背骨の骨折なども腰の痛みの原因となりますので、ぎっくり腰だと思っていたら違う疾患であることもありますので、あまりにも強い痛みの場合は病院でしっかり検査していただくことも大切です。

ぎっくり腰かそうでないかを、徒手検査（動かしながらする検査）や症状、痛めたきっかけなどをお伺いしながら判断します。

また、ぎっくり腰も筋肉からくるものなのか、関節からくるものなのかによっても施術方法は変わってくるため、これらを判断したうえで施術を行います。

炎症が強く出ているときには鍼灸治療も有効です。

鍼灸治療により、血流循環を良くすることで、痛みを出している物質を流したり、自然治癒力を高めることで炎症反応を早く引かせていきます。

普段の身体の使い方が悪い場合は矯正治療や運動療法なども行い身体の使い方を変えることで腰に負担がかからない身体を作りあげて、痛みを早く引かせることができます。

日常生活で腰に負担がかかることが多くあると再発しやすくなってしまうため、痛みが引いてからも腰の負担を減らしていくことが大切になります。

身体の使い方からケア方法までお伝えしていきますので、腰に違和感がある方や、慢性的な腰痛の方も含め一度ご相談いただければと思います。