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肩を回すとゴリゴリ鳴るのはなぜ?原因と対策を徹底解説

歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!

肩周りの症状を訴える方は多いです。

痛くはないけど、肩を回すとゴリゴリ音が鳴って気になるという方もいらっしゃいます。

今回は、肩のゴリゴリについて解説していきます。

肩を回すと『ゴリゴリ』鳴る…それ、実は多くの人が経験しています

肩をぐるっと回したとき、「ゴリゴリ」「ポキポキ」と音が鳴って気になったことはありませんか?
実はこのような肩の音、多くの人が感じている現象です。

一見、ただのクセのようにも思えますが、「身体の使い方や関節の状態によって起こるサイン」であることも。
痛みがないからと放っておく方も多いですが、放置していると後々「痛み」や「動かしづらさ」につながるケースもあります。
この記事では、そんな肩のゴリゴリ音の正体と、考えられる原因、そして改善方法までを、身体の専門家の視点からわかりやすくお伝えします。

ゴリゴリ音の原因とは?考えられる主な3つの理由

肩からゴリゴリ音が鳴る原因は、主に次の3つが考えられます。

  1. 筋肉や腱のすべりが悪くなっている
     肩まわりの筋肉が硬くなったり、使いすぎで炎症が起こっていたりすると、関節の動きがスムーズでなくなり、音が鳴ることがあります。

  2. 関節の構造によるもの(関節唇や軟骨の摩耗)
     肩関節は非常に自由度の高い構造をしています。そのため、年齢や過去のケガの影響で、関節の中で擦れや引っかかりが生じると音が出やすくなります。

  3. 肩甲骨の動きが悪い(肩甲上腕リズムの乱れ)
     肩関節だけでなく、肩甲骨との連携がうまくいっていないと、不自然な動きとなり、ゴリゴリと音が鳴る原因になります。

これらは単独で起こるというより、複数の要因が絡んでいるケースも多いため、注意が必要です。

放っておいて大丈夫?肩の音と身体のサイン

「音はするけど痛くないから大丈夫」と思っていませんか?
実際には、肩の音は体からの軽い警告であることもあります。

初期の段階では痛みがなくても、動かすたびにゴリゴリ音が続くようであれば、筋肉や関節にストレスがかかっている証拠です。

さらに、そのまま無理な動きを続けると炎症が起きたり、四十肩・五十肩などのトラブルを引き起こすリスクも考えられます。
痛みが出る前の「音の段階」でケアを始めることが、回復の早道となります。

自分でできる肩のセルフケアとストレッチ方法

肩のゴリゴリ音が気になる方は、日常的なセルフケアで状態の悪化を防ぎましょう。
以下のような簡単なストレッチや運動を取り入れるだけでも効果があります。

  • 肩甲骨まわりをほぐすストレッチ
     両手を肩に置き、大きく前後に肩を回します。無理なく10回ずつ行いましょう。

  • タオルを使ったストレッチ
     タオルの両端を持って、背中側で上下に引っ張ることで、肩甲骨周辺の柔軟性がアップします。

  • デスクワーク中のリセット運動
     1時間に1回は肩をすくめてストンと落とす動きを繰り返すことで、血流の改善になります。

これらを無理なく毎日の習慣にすることで、肩の可動域や筋肉の柔らかさが戻り、音が軽減していくこともあります。

改善しない場合は専門家へ!接骨院でできる施術とは

セルフケアをしてもなかなか改善しない、もしくは音と一緒に違和感や痛みを感じるようであれば、早めに専門家の診察を受けることが大切です。
鍼灸接骨院では、まず姿勢や肩関節の動き、筋肉の緊張状態を細かくチェックし、根本的な原因を探ります。

状態に応じて、以下のような施術を行います:

  • 手技による筋肉の調整

  • 肩甲骨まわりの可動域改善

  • 鍼灸による血流改善と深部筋へのアプローチ

  • 姿勢や生活動作のアドバイス

痛みが出る前にケアを始めれば、日常生活への支障を未然に防ぐことができます。

まずは一度、体の状態をチェックしてみましょう。

まとめ

肩を回したときの「ゴリゴリ音」、実は誰にでも起こりうるものです。

しかし、その音には体からの小さなサインが隠れていることも。
原因は筋肉の緊張や関節の摩耗、肩甲骨の動きの乱れなどさまざまですが、どれも早めにケアを始めることで改善が見込めます

ストレッチや姿勢の見直しなど、自分でできることから始め、違和感が続くようなら専門家の診断を受けるのがおすすめです。
当院でも、肩の状態をしっかり確認したうえで、お一人おひとりに合った施術をご提案しています。

気になる肩の音、放置せずに今日から少しずつ向き合ってみてはいかがでしょうか?

キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ

大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1階
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分

この記事の監修者

中土育弘

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)

経歴

  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
  • 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
  • 東洋医療専門学校 専任教員
  • 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業

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