胸郭出口症候群になるの?原因は「姿勢」と「生活習慣」かもしれません
胸郭出口症候群の大きな原因のひとつは「姿勢の悪さ」です。
特に、猫背や巻き肩といった姿勢は、鎖骨周辺の筋肉に過度な緊張を生み、神経や血管を圧迫しやすくなります。
さらに、長時間のデスクワークやスマートフォンの操作、重たいバッグをいつも同じ肩にかける習慣など、日常のクセが積み重なることで、胸郭出口症候群のリスクは高まります。
また、首や肩の筋力不足も関係しています。筋肉が弱っていると、骨格を正しい位置で支えられなくなり、結果として神経や血管への圧迫が生じやすくなるのです。
これらの原因は一見小さなことに思えますが、積み重なることで体に大きな負担をかけ、症状の慢性化につながってしまいます。
胸郭出口症候群の症状とは?セルフチェックしてみよう
胸郭出口症候群の症状はさまざまですが、代表的なのは「手のしびれ」「肩から腕にかけての重だるさ」「腕を上げにくい」「指先の感覚が鈍い」といったものです。
特に以下のような症状がある場合は注意が必要です。
簡単なセルフチェックとしては、ルーステストというやり方で、肘を90度に曲げて腕を上げてグーパーを繰り返しながら3分キープする方法です。
その間にしびれや違和感が出て、続けられなくなれば、胸郭出口症候群の疑いがあります。
もちろん、正確な診断には専門家の判断が必要です。気になる症状が続くようであれば、早めの相談をおすすめします。
胸郭出口症候群は改善できる?整体や鍼灸、セルフケアでできること
「このままずっとしびれが続くのでは…」と不安になる方も多いかもしれませんが、胸郭出口症候群は適切なアプローチで改善が期待できる症状です。
まずは、神経や血管を圧迫している筋肉の緊張をゆるめることが重要です。
整体では骨格のゆがみを整え、鍼灸では筋肉の深層部にアプローチして血流を促進し、神経の通りをスムーズにしていきます。
また、姿勢改善のためのストレッチや、自宅でできる軽い運動も効果的です。
症状の原因が生活習慣にある場合は、正しい身体の使い方を身につけることで再発予防にもつながります。
大切なのは、「がまんしないこと」!
自然に治るのを待つのではなく、積極的に体をケアしてあげることで、回復までの道のりはグッと近づきます。
キトキト鍼灸接骨院ではどんな施術をするの?改善事例もご紹介します
当院では、胸郭出口症候群の方に対して「姿勢」「筋肉」「神経」のバランスを整える施術を行っています。
特に、猫背や肩の巻き込みが強い方には、骨格の矯正や筋膜リリースを組み合わせ、負担のかかりにくい身体づくりを目指します。
また、鍼灸では、症状が出ている部位だけでなく、原因となっている筋肉やツボに対してピンポイントでアプローチ。
深部の血流改善により、しびれや痛みの軽減を図ります。
実際に通院された患者さまの中には、
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「3ヶ月でしびれがなくなり、朝までぐっすり眠れるようになった」
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「デスクワークが苦痛だったけど、今は肩の重さが嘘みたいに消えた」
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「腕が上がらなかったのに、スムーズに洗濯物を干せるようになった」
といったお声もいただいています。
一人ひとりの生活や体のクセに合わせた施術で、根本改善を目指しますので、つらい症状にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
胸郭出口症候群は改善できる!早めのケアが未来の安心につながる
胸郭出口症候群は、首・肩・腕にかけての神経や血管が圧迫されることで起こる症状で、「しびれ」「痛み」「だるさ」などが現れます。
姿勢の悪さや筋力の低下、生活習慣が主な原因とされており、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
しかし、整体や鍼灸を通じて骨格と筋肉のバランスを整えたり、自宅でのセルフケアを継続することで、改善は十分に可能です。
当院でも多くの方が「手のしびれが取れた」「生活が楽になった」と実感されています。
少しでも症状に心当たりがある方は、早めの相談が大切です。我慢せず、身体からのサインにしっかり耳を傾けてあげましょう。