頸椎椎間板ヘルニアになる人の特徴と原因とは?
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
「頸椎椎間板ヘルニア」はご存知でしょうか?
腰のヘルニアはよく聞きますが、首もヘルニアになりやすい場所の一つです。
今回は、首のヘルニアである、頸椎椎間板ヘルニアについて解説していきます。
Contents
頸椎椎間板ヘルニアとは?症状と基本的な仕組み
首の痛みや腕のしびれで病院に行くと、「頸椎椎間板ヘルニア」と診断されることがあります。
けれど、そもそもそれってどんな状態なのか、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか?
私たちの首には7つの骨(頸椎)があり、その間にはクッションの役割を果たす「椎間板」があります。
この椎間板が加齢や負荷によって変性し、中のゼリー状の髄核(ずいかく)が飛び出してしまう状態が「椎間板ヘルニア」です。
飛び出した髄核が神経に触れることで、首の痛みや肩こり、腕のしびれなどの症状が出てきます。
特に、デスクワークやスマホ時間が長い現代人には起こりやすく、悪化すると日常生活に支障が出ることも。
だからこそ、早めの理解と対応がとても大切なんです。
主な原因は?生活習慣や身体の使い方がカギ
頸椎椎間板ヘルニアの原因としてよく挙げられるのは、「長時間のうつむき姿勢」や「姿勢不良による首への負担」。
例えば、スマホを長時間見続けたり、前かがみでパソコン作業を続けたりすることが、首に大きなストレスをかけてしまいます。
また、加齢によって椎間板が弾力を失うことで、少しの負荷でもヘルニアが起きやすくなります。
咳やくしゃみなどの軽い動作でも発症することがあるため、体の内側からのストレスも無視できません。
「ただの肩こり」と思って放置していると、実はヘルニアが進行していた…というケースもあるので要注意です。
頸椎に負担がかかりやすい人の特徴
頸椎椎間板ヘルニアになりやすい人には、いくつか共通する特徴があります。
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長時間同じ姿勢で作業する人(デスクワーク・運転など)
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猫背やストレートネック傾向がある人
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肩こりや首こりが慢性的にある人
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筋力のアンバランス(首や背中の筋力が弱い)な人
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ストレスが多く、自律神経が乱れがちな人
これらの状態は、知らず知らずのうちに首への負担を増やし、ヘルニアのリスクを高めてしまいます。
特に「肩や首のこり」が慢性化している方は、体が出しているサインを見逃さないことが大切です。
当院が考える本当の原因と多角的アプローチ
キトキト鍼灸接骨院では、頸椎椎間板ヘルニアを単なる「首のトラブル」として捉えていません。
実際には、姿勢・内臓・神経といった多層的な要因が絡んでいるケースがほとんどです。
たとえば、骨盤の歪みが体の軸をずらし、結果として頸椎に過剰なストレスがかかっている場合もあります。
また、呼吸の浅さや内臓の緊張が自律神経を乱し、筋肉の緊張を高めることも一因になります。
背骨で特に大切なのは胸椎と呼ばれる部分ですが、胸椎の動きが悪くなり、首の関節が過度に動きすぎているということも一つの要因になります。
当院では、こうした背景を丁寧に評価し、構造面だけでなく神経や内臓のバランスも整えることで、根本的な改善を目指しています。
ヘルニア予防のためにできること
頸椎椎間板ヘルニアを予防するためには、「負担をかけすぎないこと」と「回復できる体をつくること」の両方が大切です。
まず、日常生活でのポイントとしては以下のようなことが挙げられます:
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姿勢を意識して、こまめに休憩を取る
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枕や寝具を見直し、首の自然なカーブを保つ
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適度な運動で背中・体幹の筋肉を鍛える
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ストレスをためず、リラックスできる時間を確保する
また、首や肩に不調を感じた時は、無理をせず早めに専門家に相談することも重要です。
痛みが慢性化する前に、体のケアをスタートしましょう。
まとめ
頸椎椎間板ヘルニアは、単なる「首の痛み」ではなく、姿勢や生活習慣、筋肉や神経の状態など、さまざまな要因が絡み合って起こります。
特に長時間のスマホやパソコン、ストレートネック、猫背などがある方は要注意。
当院では、頸椎だけでなく体全体をみる多角的なアプローチで、ヘルニアの根本改善を目指します。
慢性的な首こりやしびれにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。今のうちから体のメンテナンスを始めて、将来のトラブルを予防しましょう。
キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ
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この記事の監修者
「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業