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側弯症って良くなるの?原因と対処法を解説

歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!

思春期などから起こりやすい、側弯症にお悩みではありませんか?

くびれが無くなったり、服が似合わなくなったりもそうですが、腰痛の原因や肩こりなどの原因にもつながります。

今回は、そんな側弯症について解説していきます。

 

側弯症とは?

背骨が左右にカーブした状態を「側弯症(そくわんしょう)」といいます。
単に姿勢が悪いというだけでなく、背骨そのものがねじれや変形を起こしている状態です。

大きく分けて、

  • 構築性側弯症:骨そのものに変形があるもの(思春期特発性など)

  • 機能性側弯症:筋肉のアンバランスや姿勢のクセによって起きるもの
    の2種類があります。

構築性の場合は完全に「まっすぐに戻す」ことは難しいですが、進行を防ぐ・痛みを軽減する・体のバランスを整えることは十分に可能です。

側弯症の原因

側弯症の多くは思春期に発症しますが、大人になってから気づくケースもあります。
原因としては以下のようなものが考えられます。

  • 成長期の姿勢のクセ(長時間のスマホ・机姿勢)

  • 筋肉の左右差や骨盤のゆがみ

  • 足の長さの違い(下肢長差)

  • 呼吸や内臓の左右バランスの乱れ

  • 精神的ストレスによる自律神経の緊張

これらが重なることで、背骨がねじれ、片側に引っ張られる状態が固定化していきます。

セルフケアでできること

自宅でできることは、主に「左右のバランスを整える意識」です。

  • ゆっくり深い呼吸を行う:片側の肋骨が硬くなっていることが多く、呼吸の左右差を整える。

  • 軽いストレッチ:胸郭・肩・骨盤を左右バランスよく動かす。

  • 同じ姿勢を長く続けない:長時間の座り姿勢やスマホ操作は避ける。

  • 鏡で姿勢を確認する習慣:片方の肩が上がっていないかチェックする。

ただし、強い痛みがある場合や変形が進行している場合は、専門家の評価を受けることが大切です。

一般的な整骨院でできること(筋肉・骨格中心)

多くの整骨院では、

  • 背中や腰の筋肉の緊張を緩める

  • 骨盤や背骨の歪みを整える

  • ストレッチや姿勢指導

といった施術を行います。
これにより筋肉のアンバランスが緩和し、痛みや疲れを軽減することができます。

ただし、側弯は**全身の連動(呼吸・骨盤・内臓・頭蓋)**が関わるため、局所的な施術だけでは改善が難しいケースもあります。

当院でできること(全身調整)

当院では、側弯を「背骨だけの問題」とは捉えません。
体全体のつながりと、動きのリズムを再構築していくアプローチを行っています。

  • 骨盤・足部の安定化:土台を整え、左右バランスを再教育。

  • 内臓調整:呼吸や循環に関わる臓器の位置・動きを整え、体幹のバランスをサポート。

  • 頭蓋調整:頭と背骨の連動を調整し、自律神経を安定させる。

  • ファシアリリース:背中や体幹の膜の張力を整え、ねじれを解放。

  • 歩行・呼吸指導:背骨が左右均等に動くように、正しい体の使い方を再教育。

このように「骨格」「筋肉」「神経」「内臓」を一体で整えることで、見た目のバランスだけでなく、呼吸・姿勢・痛みの改善を目指します。

20歳前後であれば、側弯症が改善した例もありますが、20歳を過ぎていくと、見た目の変化は現れにくくなります。

年齢を重ねる前に、側弯症へのアプローチを行っていくことで、身体はどんどん変わっていきます。

まとめ

側弯症は「治る・治らない」で語られることが多いですが、
実際は「どこまで整えられるか」「進行を止められるか」が重要です。

軽度であれば姿勢・筋肉・呼吸の改善で大きく変わることもあり、
重度であっても、痛みや機能を改善することは十分可能です。

体を多角的に整え、再発や進行を防ぎたい方は、当院にお任せください。


参考リンク

キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ

大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1F
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分

この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)

経歴

  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
  • 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
  • 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業

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