2025.11.17

首のこりがひどいとめまいが起こる？その原因と正しい対処法

歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です！

「首がガチガチにこって、ふらっとする…」
「肩こりがひどいときに、目の前がクラクラする」
そんな経験をしたことはありませんか？

実は、首のこりとめまいには深いつながりがあります。
単なる筋肉の問題と思われがちですが、
実際は血流・神経・自律神経・姿勢が複雑に関係しています。

今回は、「首がこりすぎてめまいがする」状態の原因と対処法を
専門家の視点でわかりやすく解説します。

Contents

首のこりとめまいの関係とは？

首の筋肉（特に後頭下筋群や胸鎖乳突筋）は、
頭を支えるだけでなく、脳への血流や平衡感覚にも関わります。

これらの筋肉が過度に緊張すると、
・脳への血流低下
・耳や平衡器官への血流障害
・自律神経の乱れ
が起こり、ふらつきやめまいを感じることがあります。

つまり、首のこりは「肩の問題」だけでなく、
脳や自律神経の働きを乱す全身の問題なのです。

首こりによるめまいの主な原因

① 筋肉の緊張による血流障害
長時間のスマホ・パソコン姿勢で頭が前に出ると、
後頭部から首にかけての筋肉が常に緊張状態になります。
これにより椎骨動脈（脳に血液を送る血管）が圧迫され、
めまい・頭痛・集中力低下を引き起こします。

② 自律神経の乱れ
ストレスや首の緊張で交感神経が優位になると、
血管が収縮して血流が悪化。
結果として「体は休んでいるのに脳が休めない」状態になります。

③ 姿勢の崩れ（首猫背・巻き肩）
頭が前に出る「スマホ首」の状態では、
首の筋肉や神経に常に負担がかかり、
頸椎のカーブが失われて血流・神経伝達が滞ります。

④ 呼吸の浅さ
呼吸が浅い人は横隔膜や首の筋肉が過剰に働き、
首こりを悪化させます。
酸素不足が続くことで、脳の働きも低下しやすくなります。

・深呼吸でリラックス
鼻から吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり吐く。
副交感神経を刺激して血流を整えます。

・温める（首・肩・背中）
蒸しタオルや入浴で温めることで、筋肉の緊張を和らげます。

・スマホ姿勢の見直し
スマホを目の高さに上げるだけでも、首への負担が大幅に減ります。

・ストレッチより“ゆるめる”意識で
勢いよく伸ばすのではなく、ゆっくり呼吸に合わせて動かすのがポイントです。

多くの整骨院では、首・肩まわりの筋肉を緩め、血流を改善する施術を行います。
一時的な軽減は見込めますが、
根本的な原因が姿勢・呼吸・自律神経・内臓にある場合、
再発することも少なくありません。

キトキト鍼灸接骨院では、
「首がこる→血流が悪くなる→自律神経が乱れる」
という悪循環を全身から整えていきます。

・頭蓋・頸椎・骨盤の連動調整
・内臓（特に肝臓・胃・腎臓）の緊張緩和
・呼吸と横隔膜の調整
・ファシア（筋膜）の滑走改善
・自律神経バランスを整える手技

これにより、めまいやふらつきの原因を根本から解消し、
「血流が通う首」「呼吸が通る体」へ導きます。

首こりからくるめまいは、
体が「限界ですよ」というサインです。

単に揉むだけではなく、
姿勢・呼吸・自律神経を整えることが重要です。

「首をほぐしてもすぐ戻る」「めまいが再発する」
という方は、全身のつながりから見直しましょう。
キトキト鍼灸接骨院にお任せください。

大阪市東成区大今里2-11-27　岡本ビル1Ｆ
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分

この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院　院長　中土　育弘（なかつち　やすひろ）

経歴