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外反母趾から関連する様々な症状とは?全身への影響と改善法

歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!

「足の親指が外側に曲がって痛い」

「靴を履くと当たってつらい」

など、外反母趾で悩まれている方は多くいらっしゃいます。

しかし、外反母趾の問題は足だけにとどまりません。実は、膝痛や腰痛、肩こりや頭痛まで全身の不調につながる ことがあるのです。

この記事では、外反母趾がどのように体に影響を与えるのか、その原因と改善法について詳しく解説します。

外反母趾とは?

外反母趾は、足の親指が人差し指側に曲がり、関節が内側に突出する状態をいいます。

初期は「少し曲がっている程度」ですが、進行すると関節が赤く腫れたり、歩行時に痛みが出たりします。

原因としては、合わない靴(特にハイヒールや先の細い靴)、扁平足、遺伝的要因、筋力低下などが挙げられます。

外反母趾が引き起こす症状

外反母趾は「足の変形」として片づけられがちですが、その影響は足裏から全身へと波及します。

  1. 足裏の痛み・タコや魚の目
    親指で踏ん張れなくなると、足裏の他の部分に負担が集中し、タコや魚の目ができやすくなります。

  2. 膝痛
    足のアーチが崩れることで膝関節にねじれが生じ、階段の上り下りや立ち仕事で膝に痛みが出やすくなります。

  3. 腰痛
    歩行時のバランスが崩れることで骨盤や腰に負担がかかり、慢性的な腰痛へとつながることがあります。

  4. 肩こり・首の不調
    足元が安定しないと姿勢が崩れ、猫背やストレートネックの原因となり、肩こりや頭痛へと発展するケースも少なくありません。

  5. 自律神経の乱れ
    足の痛みが続くと睡眠や運動の質が低下し、全身の血流や自律神経にも悪影響を与えます。

なぜ全身に影響するのか?

人間の体は「土台=足」からバランスを取っています。

外反母趾によって足のアーチが崩れると、その負担は膝・腰・背中・首へと連鎖的に広がっていくのです。

つまり、外反母趾を「足の問題」とだけ捉えるのではなく、「全身の不調の入り口」として考える必要があります。

自宅でできるセルフケア

  • 足指のストレッチ:親指を手でつかみ、外側に軽く広げる

  • タオルギャザー:足指でタオルをたぐり寄せる運動

  • 裸足での歩行:足裏の筋肉を刺激してアーチを保つ

  • 靴の見直し:つま先が広く、足にフィットする靴を選ぶ

整骨院での施術

整骨院では、

  • 足のアーチを支える施術

  • 骨盤や背骨の歪みの調整

  • 筋膜リリースによる血流改善

  • 歩行や立ち方の指導

を通じて、外反母趾による全身の不調を根本から改善していきます。

まとめ

外反母趾は単なる足の変形ではなく、膝痛・腰痛・肩こり・頭痛など全身に影響する症状の入り口です。
「足の問題だから」と放置せず、早めに対処することで体全体の不調を防ぐことができます。

セルフケアと専門的な施術を組み合わせることで、痛みのない快適な生活を取り戻しましょう。


参考リンク

キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ

大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1F
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分

この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)

経歴

  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
  • 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
  • 東洋医療専門学校 専任教員
  • 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業

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