ぎっくり腰はどのくらいで治る?症状と原因、当院の治療法も解説
ぎっくり腰になりやすい姿勢や原因から紐解く、症状と治療法
突然の腰の激痛に襲われ、身動きが取れなくなる「ぎっくり腰」。
一度経験すると、その辛さは忘れられません。
今回は、ぎっくり腰になりやすい姿勢や原因、症状について詳しく解説し、当院で行っている治療法もご紹介します。
Contents
ぎっくり腰になりやすい姿勢や原因
ぎっくり腰は、急性腰痛の総称で、腰の筋肉や関節に急な負荷がかかることで起こる症状です。
以下のような姿勢や原因が考えられます。
長時間同じ姿勢での作業
デスクワークや立ち仕事など、長時間同じ姿勢でいると筋肉が硬くなり、ぎっくり腰のリスクが高まります。
重いものを急に持ち上げる
重い荷物を持つ際に、腰に負担がかかりすぎるとぎっくり腰を引き起こすことがあります。
不適切な運動
ウォーミングアップ不足や無理な運動は、筋肉や関節を傷める原因となります。
寝具の相性が悪い
体に合わない寝具を使うと、腰に負担がかかりやすくなります。
ストレス
ストレスは筋肉を緊張させ、ぎっくり腰のリスクを高める可能性があります。
ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の主な症状は以下の通りです。
- 腰の激しい痛み: 突然、腰に鋭い痛みを感じることが特徴です。
- 動きの制限: 痛みのため、体を動かすのが困難になります。
- 咳やくしゃみで痛みが悪化する: 咳やくしゃみをするたびに、腰に激痛が走る場合があります。
ぎっくり腰はどのくらいで治る?
ぎっくり腰の回復期間は、症状の程度や個人の体質によって異なります。
炎症が起こっている間は痛みが強く、触ると熱感があります。
炎症が治まる期間としては48~72時間と言われており、この期間をどう過ごしていくかで、経過が変わっていきます。
一般的には、数日から数週間で症状が改善しますが、重症の場合には数ヶ月かかることもあります。
早期に適切な治療を受けることで、回復を早めることができます。
危ないぎっくり腰はどんな状態?
ぎっくり腰と言っても急性腰痛の総称です。
ぎっくり腰の中には病院を早期に受診した方が良いぎっくり腰もあります。
以下の症状があればできるだけ早く病院へ受診しましょう。
危険性が高いぎっくり腰の症状
痛みが強くなり、鎮痛剤が効かない
通常のぎっくり腰の痛みは、安静や治療によって徐々に軽減していくのが一般的です。
しかし、痛みがますます強くなり、一般的な鎮痛剤で効果が見られない場合は、より深刻な状態の可能性があります。
下肢に痛みやしびれが走る
ぎっくり腰は腰の痛みを伴いますが、下肢に痛みやしびれが放射線状に広がる場合は、神経が圧迫されている可能性があります。
これは、椎間板ヘルニアなどの他の疾患が併発している可能性を示唆するサインです。
排尿困難や感覚異常
ぎっくり腰によって神経が圧迫されると、排尿困難や感覚異常(麻痺など)が起こることがあります。
これらの症状は、神経の損傷が進行している可能性を示唆するため、早急に医療機関を受診する必要があります。
発熱や体重減少
ぎっくり腰とは別に、発熱や体重減少などの全身症状が見られる場合は、炎症性疾患や腫瘍などの他の疾患が原因である可能性があります。
安静にしていても痛みが変わらない
ぎっくり腰は安静にすることで痛みが軽減するのが一般的ですが、安静にしていても痛みが変わらない、または悪化する場合は、他の疾患が隠れている可能性があります。
なぜ早めの受診が大切なのか?
早期発見・早期治療:
早期に適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。
重篤な疾患の発見
ぎっくり腰と似た症状を呈する他の疾患を見つけることができます。
合併症の予防
早期治療を行うことで、神経の損傷や慢性的な腰痛など、合併症を予防することができます。
ぎっくり腰は、多くの場合、数日〜数週間で自然に治癒する疾患ですが、上記のような症状が見られる場合は、放置せず、必ず医療機関を受診しましょう。専門医による診断と適切な治療を受けることで、より早く回復し、日常生活への復帰を早めることができます。
当院のぎっくり腰治療法
当院では、ぎっくり腰の治療に以下のような施術行っております。
骨格・骨盤矯正
ぎっくり腰になる前に起こっている身体の歪みを整えることで、痛みを改善していくことができます。
歪みから、筋肉が引っ張られたり、縮み過ぎている状態が続くことで、筋肉は硬くなり動きが悪くなっていきます。
この状態を改善していくことで、筋緊張は緩和され、痛みが軽減していきます。
施術後のお身体の状態は、身体に負担がかかりにくい状態となるため、回復力も上がり早期に痛みが引いていきやすくなります。
自律神経調整
ストレスが多い、寝不足、生活リズムが不安定な状態などは自律神経が乱れやすくなる原因となります。
自律神経が乱れることで、筋肉は硬くなり、動きが悪くなることで、骨を引っ張り腰の捻挫の状態になったり、急な姿勢の変化や腰への負担がかかる動きで筋肉が損傷しぎっくり腰の状態になります。
自律神経が原因で筋肉が硬くなりバランスが悪くなっている場合は、自律神経の調整を行うことで、筋肉の緊張が取れて、身体がリラックスでき、血流循環が上がり、痛みを早期に引かすことができます。
セルフケアの指導
日常生活で行ってほしいセルフケアや姿勢の指導を行います。
日々の姿勢を変えていくことで、身体に負担がかかりにくくなり、再発予防につながります。
ぎっくり腰の予防
ぎっくり腰を予防するためには、以下の点に注意しましょう。
- 正しい姿勢を保つ: 日常生活の中で、正しい姿勢を心がけることが大切です。
- ウォーミングアップをしっかり行う: 運動前には必ずウォーミングアップを行い、体を温めてから運動を始めましょう。
- 無理な運動は避ける: 体に合わない運動は避け、自分のペースで運動を行いましょう。
- 定期的な運動: 筋力トレーニングやストレッチなど、定期的な運動を行うことで、腰の筋肉を強化し、ぎっくり腰を予防することができます。
まとめ
ぎっくり腰はなってしまうと数日~1週間程度強い痛みが続く場合があります。
早めの処置により、痛みは早期に引いていきますので、もしなってしまったら、その日に整骨院や接骨院、整体などに受診しましょう。
ただし、足の痺れなどの他の疾患の可能性があるものは、病院を必ず受診するようにしてください。
当院では、ぎっくり腰の治療に関して、早めに受診いただいた方に関してはその日に症状がほぼなくなっている場合も多くあります。
また、ぎっくり腰に一度なると再発しやすいため、日々のケアが大切です。
ストレッチや適度な運動などは特に有効ですので、日々の生活や姿勢も含めて見直してみてくださいね!
ぎっくり腰でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ
この記事の監修者
「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業