肩こりに効くのはストレッチより呼吸だった!?意外な関係と改善法
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
肩こりで悩む方多くいらっしゃいます。
そのような方の多いのが、呼吸に問題があるケースです。
今回は、肩こりと呼吸の関係性について解説していきます。
Contents
【呼吸と肩こりの意外な関係性】
「肩がこる」と聞くと、多くの方が「姿勢」や「筋肉の使いすぎ」を思い浮かべると思います。
しかし実は、「呼吸」が大きく関わっていることをご存じでしょうか?
呼吸をするときに使う筋肉のひとつに「横隔膜」があります。
この横隔膜と連動して働くのが、肩や首、背中まわりの筋肉です。
つまり、呼吸が浅いと肩まわりの筋肉が緊張し、結果として肩こりを引き起こしやすくなるのです。
【なぜ現代人は呼吸が浅くなるのか?】
スマホやパソコン作業、デスクワークが当たり前の現代生活では、前かがみの姿勢が続きやすくなります。
この姿勢が横隔膜や肋骨の動きを制限し、自然と呼吸が浅くなってしまうのです。
また、ストレスも浅い呼吸を招く要因のひとつ。
ストレス状態にあると交感神経が優位になり、無意識のうちに呼吸が早く浅くなっていきます。
【呼吸が浅いと肩にどんな影響がある?】
浅い呼吸を繰り返していると、横隔膜がしっかり使われず、
その分首や肩の筋肉が代わりに頑張ることになります。
とくに「斜角筋」や「胸鎖乳突筋」といった筋肉が過剰に働き、肩こりや首こりの原因になります。
さらに、血流やリンパの流れも悪くなり、筋肉のこわばりが慢性化することで、ちょっとした動作でも肩が重く感じるようになるのです。
【深い呼吸で肩こりを和らげる方法】
まずは「鼻から吸って口からゆっくり吐く」ことを意識してみましょう。
呼吸は横隔膜を使って、お腹を膨らませるように行うのがポイントです。
おすすめは「4秒吸って、6秒吐く」の呼吸法。
このリズムで3〜5分繰り返すだけで、自律神経も整い、肩まわりの緊張がスッと緩んできます。
さらに、仰向けで寝ながら深呼吸をするのも効果的です。
背中の広がりを意識しながら、全身で呼吸するイメージを持つことで、肩の力が抜けていきます。
【当院でのアプローチと呼吸の再教育】
キトキト鍼灸接骨院では、肩こりの施術において骨盤や骨格を整える「姿勢調整」だけでなく、「呼吸の再教育」も重視しています。
実際の施術では、横隔膜や肋骨の動きを改善するアプローチを行い、呼吸しやすい身体づくりを目指します。
さらに、呼吸をサポートする迷走神経や硬膜系へのアプローチも加えることで、深いリラックス状態へ導きます。
施術後には、日常生活で取り入れやすい呼吸法のセルフケアもお伝えしています。
【まとめ】
肩こりは「筋肉のこり」や「姿勢の悪さ」だけでなく、「呼吸の浅さ」も大きな原因のひとつです。
特に現代人は、ストレスや前かがみ姿勢の影響で呼吸が浅くなりやすく、知らないうちに肩や首まわりの筋肉に負担をかけています。
キトキト鍼灸接骨院では、呼吸の質を高める施術や、自宅でできる呼吸法の指導も行っています。
もし「肩がこるけどマッサージでは楽にならない」「なんとなく息苦しい感じがする」という方は、一度“呼吸の質”を見直してみてください。
身体の内側から整えて、根本改善を目指しましょう。
大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1階
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分
この記事の監修者
「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業