肩こりって揉んだ方が良いの?
肩こりにお悩みの人って多いですよね。
ご覧いただきありがとうございます。
お身体の悩み、不調を抱える方が少しでも良くなって頂けるように様々な情報をお伝えしております。
当院でもよく聞くお悩みの一つである
「肩こり」
これってどんな状態で、どうしたら良くなるのでしょうか?
肩こりってどんな状態?
肩こりとは、 肩から首の周辺の筋肉が緊張し、重く感じる状態のことをいいます。
「痛い」「重い」「苦しい」「だるい」「張っている」「ジンジンする」「冷たい」
など人によって感じ方もさまざまです。
さらに、感じ方だけでなく、肩こりになる原因も人によっ て異なります。
長時間の無理な体勢や肥満、なで肩といった体型の問題、生活習慣、老化、ストレスなど、いろいろな理由から肩こりは起こると言われています。
肩こりは、肩周りの筋肉が硬くなり、循環が悪くなることにより起こります。
例外として、肝臓や心臓などの疾患により、肩周りが痛い、つらいという場合もありますので、肩こりにしては痛みが強いな・・・
という場合は一度病院への受診をオススメします。
多くは、内臓等の疾患と関係なく、肩周りの筋肉である「僧帽筋」や肩甲骨を引き上げる「肩甲挙筋」という筋肉が硬くなって症状が出てきます。
人によって、症状の出方や、原因は違うため、一人ひとりに合わせたアプローチを行うことが大切です。
「肩こりは万病の元」という言葉もあり、様々な病気や症状につながると言われているため、肩こりと言っても侮ってはいけません。
肩こりは揉んだらいいの?
結論から申し上げますと・・・
揉んで緩めてください!
ただし!
肩周りを揉んで緩めても効果が薄い場合があります。
この辺りについて詳しく解説していくと。
肩こりの原因の多くが、普段の姿勢が影響します。
猫背や巻き肩、ストレートネックになっている方は首や肩に常に負担がかかる状態となり、肩や首のこり、寝違え、背中のだるさや痛みにつながります。
この時につらい症状のある場所をマッサージなどで緩めてあげると血流循環が良くなり、症状が緩和されます。
しかし、原因となっている猫背や巻き肩、ストレートネックの状態は、僧帽筋の上部線維が引っ張られて負担がかかり続けているため、僧帽筋を緩めると、引っ張られているところがさらに引っ張られやすくなるため、肩こりは改善していきません。
筋肉には拮抗筋と言う、反対の作用を持つ筋肉があります。
巻き肩やストレートネックの状態であれば、引っ張られる僧帽筋に対し、縮んでいる筋肉があるということです。
その縮んでいる筋肉に対してマッサージなどで緩めることを行うと肩こりなどはさらに良くなっていきます。
巻き肩であれば、肩を内側に巻くための筋肉である大胸筋や広背筋と呼ばれる筋肉を緩めてあげる方が良いのです。
ストレートネックであれば、首の後ろ側が伸ばされている筋肉で首の前側が縮んでいる筋肉になります。
この時は胸鎖乳突筋と呼ばれる筋肉が硬くなりますので、そちらを緩めていきましょう。
肩こりは肩を揉むのではなく、縮んでいる側の筋肉を揉むことで改善しやすくなりますので、ぜひ試してみてくださいね!
当院では
まずは原因はどこなのかを問診と検査により判断していきます。
姿勢が問題になっている場合は、バキバキしない骨格・骨盤矯正を行い、姿勢を改善していきます。
また、血流循環が悪い場合は体液の流れを改善するCSFプラクティス・脳脊髄液調整法を行います。
固まっている筋肉に対しては、手技を行い緩めていきます。
慢性的であればあるほど、症状は改善しにくくなりますので、痛みや不調を改善するためにも継続してお身体を変えていくことが肩こり解消のための最短ルートになります。
ご自宅でできるセルフケア等もお伝えしていきますので、一緒に改善に向けて頑張っていけると嬉しく思います。
肩こりや首のこり、頭痛などの症状でお悩みの方は一度当院にご相談いただければと思います。
「身体が変われば未来が変わる!」
痛みの改善から、痛くならない体づくりへ。
キトキト鍼灸接骨院
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