梨状筋症候群の原因は骨盤のゆがみ?意外な関係と対処法
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
足のしびれの原因にもなる梨状筋症候群というものがあります。
この原因の一つに骨盤の歪みが関わるって知ってました?
今回は、梨状筋症候群と骨盤の関係について解説していきます。
Contents
梨状筋症候群とは?症状と原因をわかりやすく解説
梨状筋症候群は、お尻の奥の痛みや脚のしびれを引き起こす代表的な症状のひとつです。
坐骨神経が梨状筋という筋肉に圧迫されて起こるため、坐骨神経痛と間違えられることもよくあります。
原因としては、長時間の座り姿勢や運動不足、筋肉の使いすぎなどがありますが、実は「骨盤のゆがみ」が根本原因になっているケースも多いのです。
骨盤が傾いた状態で生活していると、梨状筋に常にストレスがかかり、神経を圧迫しやすくなるため注意が必要です。
骨盤のゆがみと梨状筋の関係性
骨盤が前後や左右に傾いたりねじれたりすると、周囲の筋肉や靭帯にアンバランスな負荷がかかります。
梨状筋もその影響を大きく受ける筋肉のひとつです。
特に骨盤が後傾(後ろに倒れる)している場合や、股関節が内側に入り込んでいる姿勢では、梨状筋が常に引き伸ばされた状態になり、硬く緊張しやすくなります。
その結果、梨状筋のすぐ下を通る坐骨神経が圧迫され、痛みやしびれが出やすくなります。
どんな人がなりやすい?生活習慣や姿勢のチェックポイント
梨状筋症候群は、デスクワークや車の運転など長時間座りっぱなしの生活をしている人に多く見られます。
また、スマホを見るときの猫背や、脚を組む癖がある方、妊娠・出産後に骨盤が開いたままになっている方も注意が必要です。
これらの姿勢や習慣は、骨盤のゆがみを助長し、梨状筋に負担をかける原因となります。
当院での整体的アプローチと施術例
当院では、梨状筋だけでなく骨盤や股関節の状態までトータルで評価します。
骨盤の傾きやねじれを整えることで、梨状筋の緊張を根本から緩めることが可能です。
加えて、神経の通り道である硬膜や仙骨の動きも調整し、神経の圧迫を軽減します。
実際に、長年坐骨神経痛だと思っていた患者さんが、骨盤の調整と梨状筋のリリースを行うことで症状が大きく改善したケースも少なくありません。
自分でできるセルフケアと予防法
梨状筋をゆるめるストレッチや、お尻周りの筋肉を温めるセルフケアが有効です。
例えば、仰向けに寝て片足を反対側の膝に乗せる「寝ながらストレッチ」などは簡単で効果的。
また、正しい姿勢を意識するだけでも骨盤のゆがみを防ぐことにつながります。
骨盤のバランスを保つためには、日常の中で「座り方」や「歩き方」に気をつけることが大切です。
まとめ
梨状筋症候群は、お尻の奥の痛みや脚のしびれを引き起こす厄介な症状ですが、原因は梨状筋単体ではなく、骨盤のゆがみが大きく関係しているケースが多くあります。
骨盤が傾くことで梨状筋にストレスがかかり、結果として坐骨神経が圧迫されるのです。
長時間の座位や姿勢のクセ、骨盤の不安定さなどが影響するため、根本的に改善するには“骨盤から整える”アプローチが重要です。
当院では、骨盤・股関節・神経・筋膜を含めた多層的な評価と調整を行い、再発しにくい体作りをサポートしています。
「お尻が痛い」
「脚がしびれる」
「坐骨神経痛かと思っていたけどなかなか改善しない」
そんな方は、梨状筋と骨盤の関係を一度見直してみると良いかもしれません。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ
大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1階
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この記事の監修者
「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業