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ストレートネック改善に“首の後ろを緩める”のは危険?意外と知らない本当の話

歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!

スマートフォンやパソコンの影響で、現代人に多く見られるものがストレートネックです。

首コリや肩こりの原因にもなるストレートネックですが、首の後ろがしんどくなるからマッサージしているって人・・・

ちょっと待って!!

 

気を付けて欲しいこと書いたので、しっかり読んでくださいね!

 

ストレートネックとは?現代人に増えている理由

スマホやパソコンが日常生活に欠かせなくなった現代。気づかないうちに首が前に出て、肩が内側に巻いている…そんな姿勢、していませんか?
このような姿勢が続くことで、本来なだらかなカーブを描いているはずの首の骨(頸椎)が、まっすぐに近づいてしまう状態を「ストレートネック」と呼びます。

ストレートネックは、見た目の問題だけでなく、首こり・肩こり・頭痛・めまい・手のしびれなど、さまざまな不調の原因となることも。

最近では小学生や中学生など、若年層にも増えており、まさに“現代病”のひとつと言えるでしょう。

よくある誤解:首の後ろをほぐせばいい?

「首がこってるから、後ろを揉んでもらおう」

「ストレッチで首の後ろを伸ばそう」

こんな風に思ったこと、ありませんか?実はこれ、多くの方がやっている“間違ったケア”です。

首の後ろには筋肉だけでなく、大事な神経や血管が集まっています。

ここをむやみに緩めすぎると、首の安定性が失われ、かえって負担が増すことも。

一時的に楽になるように感じても、根本的な改善にはつながらないどころか、悪化させてしまうリスクもあるのです。

なぜ首の後ろを緩めると悪化する可能性があるのか

ストレートネックは、首の骨の配列異常だけでなく、全身のバランスの崩れが関係しています。
特に“頭の位置”が前方にズレていることが問題であり、それを支えるために首の後ろの筋肉は常に緊張を強いられています。

この状態で首の後ろだけを緩めてしまうと、頭を支える力がなくなり、首の骨への負担がさらに増加。結果として、痛みやしびれが強くなってしまうケースもあるのです。
つまり、問題の本質は「首の後ろが硬いこと」ではなく、「なぜ硬くなっているか」にあるのです。

本当に改善すべきポイントはどこ?

本当にアプローチすべきなのは、首ではなく「胸郭(きょうかく)」や「骨盤」など、全身の姿勢バランスです。
猫背や骨盤の後傾などがあると、どうしても首が前に出た姿勢になりやすく、ストレートネックを助長します。

胸を開いて、重心を正しい位置に戻してあげることで、首の筋肉が頑張らなくてもいい状態をつくることが大切。
つまり、ストレートネックの改善には、全身のアライメント(骨格の並び)を整えることが近道なのです。

専門家がおすすめする正しいセルフケアと施術法

セルフケアとしておすすめなのは、以下の3つです。

  • 胸を開くストレッチ(肩甲骨寄せ運動など)

  • 壁に背中をつけて立つ姿勢チェック

  • 骨盤を立てる意識を持った座り方

そして、自己流ではなかなか改善が難しい方には、骨格の連動をみながら整える施術がおすすめです。
当院では、首・肩だけでなく、胸郭や骨盤、内臓の位置バランスまで丁寧に評価し、ストレートネックに伴う全身の不調に対してアプローチします。

まとめ

ストレートネックを改善しようとして、ついつい首の後ろばかりをほぐしていませんか?
実はそれ、逆効果になる可能性もあるんです。首がこる原因は、全身の姿勢やバランスの崩れにあることが多く、首だけを緩めても根本解決にはなりません。

本当に必要なのは、胸を開く・骨盤を整える・正しい姿勢を意識すること。
そして、自分では気づけない部分こそ、専門家のサポートが効果的です。

キトキト鍼灸接骨院では、ストレートネックの本当の原因に向き合い、丁寧にアプローチします。
「首がつらい」「マッサージしてもすぐ戻る」そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

 

キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ

大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1階
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分

この記事の監修者

中土育弘

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)

経歴

  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
  • 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
  • 東洋医療専門学校 専任教員
  • 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業

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