立っているとお尻が痺れる・痛い…その原因と根本的な整え方
歪み×コリ×内臓で身体を根本から整える東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!
「立っているとお尻が痺れてくる」
「長時間立っていると、片側の臀部が痛くなる」
そんな症状に悩む方は少なくありません。
一見“腰の問題”のように思えますが、
実際は骨盤・神経・筋肉・姿勢・内臓など、
複数の要素が絡み合って起こるケースがほとんどです。
今回は、立位で出る臀部の痺れや痛みの原因と、その根本的な整え方を詳しく解説します。
立っているとお尻が痺れる・痛むのはなぜ?
座っていると平気なのに、立つと痛みや痺れが出る場合、
「体を支える構造」に問題があることが多いです。
立位では、
・骨盤の傾き
・股関節の位置
・腰椎(背骨の下部)の動き
・重心のバランス
などが密接に関係しています。
このうちどこか一つでも崩れると、
腰から足にかけて伸びる神経(坐骨神経)に圧がかかり、
お尻や太ももに痺れ・痛みを感じるようになります。
主な原因とメカニズム
① 梨状筋症候群
お尻の奥にある梨状筋という筋肉が硬くなり、
その下を通る坐骨神経を圧迫して痺れを起こす状態です。
立ちっぱなし・歩きすぎ・骨盤の歪みで悪化します。
② 腰椎椎間板のトラブル(坐骨神経痛)
腰の骨と骨の間にある椎間板が潰れたり、神経を刺激したりして、
臀部〜足にかけての痛み・痺れが出ます。
③ 骨盤の歪み・傾き
左右どちらかの骨盤が前に傾いていると、
片側のお尻だけに負担がかかり、筋肉の緊張と神経圧迫を起こします。
④ 内臓の下垂・緊張
腸や子宮などの内臓が下がることで骨盤内の圧が高まり、
お尻まわりの筋膜や血流を圧迫するケースもあります。
⑤ 呼吸の浅さ・姿勢の悪化
浅い呼吸や猫背姿勢により、
体幹(腹圧)が弱まり、腰・骨盤が支えきれなくなります。
その結果、筋肉や神経に負担が集中します。
自分でできるセルフケア
・お尻のストレッチ
イスに座って片足をもう一方の太ももに乗せ、
背筋を伸ばしたまま体を前に倒します。
お尻の奥が伸びる感覚があればOK。
・骨盤のゆらし運動
仰向けで膝を立て、左右に小さく揺らして
腰と骨盤の緊張を緩めましょう。
・呼吸の改善
鼻から吸ってお腹を膨らませ、
口からゆっくり吐く。
横隔膜が動くことで体幹が安定し、神経圧迫を防ぎます。
一般的な整骨院でできること
多くの整骨院では、筋肉の緊張をほぐす施術を中心に行います。
これにより一時的に痛みは軽減しますが、
再発を防ぐには、骨盤・神経・内臓・姿勢を同時に整えることが重要です。
当院でできること
キトキト鍼灸接骨院では、
「なぜ立つと痛みが出るのか」を全身の連動から見極めます。
・骨盤・股関節のアライメント調整
・梨状筋・坐骨神経のリリース
・内臓(特に腸・腎臓・子宮)の位置と血流改善
・頭蓋と骨盤の連動調整
・呼吸と姿勢の再教育
これにより、神経の圧迫を解消し、
「立っても痛くない体」へと導きます。
まとめ
立っているとお尻が痺れる・痛いのは、
筋肉のこりだけでなく、体の支え方の問題です。
骨盤・姿勢・呼吸・内臓のバランスを整えることで、
痛みを繰り返さない体をつくることができます。
早めのケアが慢性化を防ぐ第一歩です。
キトキト鍼灸接骨院にお任せください。
参考リンク:
-
厚生労働省:腰痛・坐骨神経痛の原因と予防
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188322.html -
日本整形外科学会:坐骨神経痛の原因
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sciatica.html
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この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業
