重たい荷物で肩がこる!原因と対処方法を解説
重たい荷物で肩がこる!原因と対処方法を解説
「仕事で重たい荷物を持つと肩がこる」
「買い物袋を持って帰ると肩がパンパンになる」
「カバンを持っているだけで首や肩がつらい」
こんなお悩みはありませんか?
重たい荷物を持った後に肩がこると、
「肩の筋肉が弱いから?」
「肩を揉めばいい?」
と思われるかもしれません。
もちろん、荷物を支えるために肩周辺の筋肉には負担がかかります。
しかし、毎回同じように肩がつらくなる場合は、
「重たいから仕方ない」で終わらせず、どのように荷物を支えているのか?
まで確認することが大切です。
なぜ重たい荷物を持つと肩がこるの?
荷物を持つ時、腕だけで重さを支えているわけではありません。
手や腕から肩、肩甲骨、背中、体幹、下半身まで使って姿勢を保っています。
特に重たい物を持つと、荷物の重さに負けないように首や肩周辺の筋肉が緊張し続けることがあります。
一時的な疲労であれば、休むことで落ち着く場合もあります。
しかし、
・仕事で毎日荷物を持つ
・いつも同じ手で持つ
・長時間持ち続ける
・もともと肩こりがある
といった状態では、肩への負担が積み重なりやすくなります。
原因① 肩をすくめて荷物を持っている
重たい荷物を持ってみると、無意識に肩を上へすくめていませんか?
荷物を落とさないように身体を固めることで、首から肩周辺の筋肉が緊張しやすくなります。
この状態が長く続けば、
「肩がパンパンになる」
「首まで重たい」
と感じることがあります。
ポイントは、単純に「肩の力を抜けばいい」ということではありません。
なぜ肩に力を入れないと荷物を支えられないのか?
まで考えることが大切です。
原因② 肩甲骨や背中をうまく使えていない
肩や腕を動かす時には、肩甲骨も一緒に動きます。
さらに肩甲骨は、背中や胸郭の動きとも関係しています。
背中が動きにくかったり、肩甲骨周辺がうまく働かなかったりすると、腕や肩周辺だけで荷物を支えようとすることがあります。
そのため肩こりでも、
肩だけではなく、肩甲骨や背中まで確認する
ことが大切です。
原因③ いつも同じ側で荷物を持っている
カバンや買い物袋を、いつも右手または左手で持っていませんか?
片側だけに重さが加わると、身体はバランスを取ろうとします。
例えば右手で重たい荷物を持った時、身体が右へ傾かないように反対方向へ身体を動かしたり、肩や体幹を緊張させたりすることがあります。
そのため、
「右手で持っているから右肩だけが悪い」
とも限りません。
荷物を持った時に身体全体がどう傾き、どう支えているのかを見ることも重要です。
原因④ 腕だけで持ち上げている
床に置いてある重たい荷物を持ち上げる時にも注意が必要です。
腕や肩だけで引っ張り上げようとすると、肩周辺への負担が大きくなります。
本来は、
・股関節
・膝
・足
・体幹
・肩や腕
などを使って身体全体で持ち上げます。
これは以前の記事でお伝えした「正しく身体を使う」という考え方にもつながります。
一部分だけに負担を集中させないこと。
重たい荷物を持つ時にも大切です。
原因⑤ 荷物を身体から離して持っている
同じ重さの荷物でも、身体から離して持つほど負担は大きくなりやすくなります。
例えば段ボールを身体から離した状態で持ち続けると、腕・肩・背中などで重さを支える必要があります。
重たい物を持つ時は、可能な範囲で荷物を身体に近づけることがポイントです。
原因⑥ 呼吸が浅くなっていることも
重たい物を持つ時、
「よいしょ!」
と息を止めて身体を固めていませんか?
力を入れる場面では身体を安定させるために呼吸の仕方も変化します。
ただ、仕事などで長時間身体に力が入り続けると、首や肩周辺まで緊張していることがあります。
肩こりが強い方では、
「肩だけが硬い」
と考えるのではなく、身体の緊張や呼吸の状態まで確認することがあります。
重たい荷物による肩こりの対処方法
① 荷物を身体に近づける
重たい物を持つ時は、できるだけ荷物を身体に近づけましょう。
身体から離れた位置で持ち続けるより、負担を減らしやすくなります。
② 可能なら両手で持つ
片手だけで重たい荷物を持つより、両手に分散できる場合は両手を使いましょう。
買い物袋なども、重さを左右に分ける方法があります。
③ 「腕だけ」で持ち上げない
床から荷物を持ち上げる時は、腰を丸めて腕だけで引き上げるのではなく、荷物に近づいて股関節や膝も使います。
身体全体で動くことを意識してみましょう。
④ 荷物を置いたら身体を動かす
荷物を持った後に肩がつらいからと、強く揉み続ける必要はありません。
痛みのない範囲で、
・肩を軽く回す
・腕を動かす
・背中を動かす
・軽く歩く
など、同じ姿勢から身体を動かすことも一つです。
よくある勘違い・見落とされやすい点
「肩の筋肉が弱いから肩がこる?」
筋力だけで肩こりの状態を説明することはできません。
荷物の重さ、持っている時間、持ち方、肩甲骨や背中の動き、仕事内容なども関係します。
「肩を揉めば大丈夫?」
一時的に気持ちよく感じることはあります。
ただ、毎日同じ仕事で同じように肩がつらくなるのであれば、
なぜ肩に負担が集中しているのか?
まで確認することが大切です。
「重たい物を持つ仕事だから仕方ない?」
仕事そのものを変えることが難しい場合もあります。
だからこそ、
・どう持つのか
・身体のどこを使っているのか
・左右差はないか
・休憩中にどう身体を動かすのか
など、変えられる部分を探すことが重要です。
放置すると感じやすい変化
肩への負担が続くと、
・仕事の後は毎回肩がパンパン
・首まで重たく感じる
・腕を動かすのがつらい
・休んでも疲れが残っている
・荷物を持つのが嫌になる
など、仕事や日常生活に影響することがあります。
「肩を揉んだら一旦楽になる」を繰り返している方ほど、普段の身体の使い方を確認してみてもいいかもしれません。
来院を考える目安
・荷物を持つと毎回肩がつらくなる
・休んでも肩こりを繰り返す
・肩だけでなく首や背中までつらい
・左右どちらかだけ負担を感じる
・仕事中の身体の使い方が気になる
・肩をケアしても繰り返している
このような場合は、肩だけではなく身体全体の動きを確認することも大切です。
なお、強い肩の痛み、腕のしびれや筋力低下、胸の痛みや息苦しさ、外傷後の強い痛みなどがある場合は、医療機関へご相談ください。
まとめ|重たい荷物による肩こりは「持ち方」まで見る
重たい荷物を持てば、肩周辺の筋肉には負担がかかります。
しかし毎日のように肩こりを繰り返しているのであれば、
「荷物が重たいから仕方ない」
だけで終わらせないことも大切です。
・肩をすくめていないか
・肩甲骨や背中が動いているか
・いつも同じ側で持っていないか
・腕だけで持ち上げていないか
・荷物が身体から離れていないか
などを確認してみましょう。
必要なところが動き、必要なところで支え、身体全体で負担を分散する。
重たい荷物を持つ時にも「身体の使い方」が重要です。
大阪市東成区で肩こりにお悩みの方へ
大阪市東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院では、つらい肩だけではなく、首・肩甲骨・背中の動き、姿勢、呼吸、身体の使い方などを確認しています。
さらに仕事で重たい荷物を持つ方であれば、
「どちらの手で持つのか?」
「どのように持ち上げるのか?」
「どのくらいの時間持つのか?」
など、実際に肩へ負担がかかる場面まで確認します。
「仕事で重たい荷物を持つと肩がこる」
「肩をほぐしてもまた繰り返す」
「仕事を変えずに身体への負担を減らしたい」
そんな方は一度ご相談ください。
今里駅・新深江駅・緑橋駅・深江橋駅周辺で、慢性的な肩こりや仕事による身体のつらさにお悩みの方もご相談ください。
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この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業
