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冷え性、低体温の方必見!身体を冷やさないために必要なことは?

大阪市東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です!

 

最近秋らしくなってきて急激に寒くなってきましたね。

秋本番といったところでしょうか?

寒くなると、身体には様々な反応が起こりますが、特に女性に多い「冷え性」「冷えの体質」(低体温)の方にはこれから特につらい季節となっていきます。

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ということで、今回は、身体の「冷え」や「低体温」について解説と対策をお伝えしていきます。

 

そもそも平熱って何℃?

 

自分の平熱は分かっていますでしょうか?

日本人の平熱は36.5~37.2℃と言われています。

昔はさらに1℃高かったそうですが、徐々に低体温かしていってるそうです。

 

体温が下がると起こる変化

 

平熱が35℃台の方もいらっしゃいますが、これはかなり危ない状態です。

体温が低くなると起こる症状も様々ありますが、肌荒れ、むくみ、耳鳴り、肥満、胃の痛み、胸やけ、便秘や下痢、肩こり、腰痛など。

女性では、生理痛や生理不順にもつながります。

体温が低くなるということは、内臓の働きが落ちてしまうということです。

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また、代謝が低下するため、汗腺や排泄器官の働きが低下し、水分や老廃物がうまく体の外に出せなくなるためむくみにつながります。

また、血中の糖分や脂肪分が消費・燃焼されず、高血糖や脂質異常症になることも。

また、体温が1℃下がると免疫力が30%以上も低下すると言われており、風邪などの感染症にかかりやすくなります。

冷えは放っておいていいものではありませんね。

 

冷え性や低体温の原因とは?

冷え性や低体温の原因は人それぞれですが、大きく4つあると言われています。

  1. 筋肉量が少ない
  2. ホルモンバランスの乱れ
  3. ストレス
  4. 生活習慣の乱れ

 

1.筋肉量が少ない

筋肉は人体で最大の熱産生器官です。

また、筋肉が伸び縮みすることでポンプのように血液を送り出します。

血液は温かいものであるため、血液の熱を身体中に巡らしているのです。

特に女性は、男性に比べて筋肉量が少ないため、熱を作る働きが弱く、さらにポンプの力が弱いことで身体が冷えやすくなります。

身体の末端まで血液が行きにくくなれば、手足の冷え性につながります。

 

2.ホルモンバランスの乱れ

女性は、月経や出産、閉経などの身体の変化があるためホルモンバランスが乱れやすくなります。

ホルモンバランスが乱れると、体温を調整する自律神経が影響を受けるため、血液の循環が悪くなり冷え性になります。

人によっては、「生理中は身体が冷えやすい」「身体が冷えると生理痛がひどくなる」という方もおられます。

また、更年期になると女性ホルモンの量が減り、冷えがひどくなるという方もいます。

 

 

3.ストレスの影響

お仕事や日常生活の中で、ストレスはつきものと言っても過言ではありません。

何かに追われる日々は特にイライラしたりして、ストレスが溜まっていきます。

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また、夏や冬は室内と室外で気温の差が激しいため、身体へのストレスにもなります。

ストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

自律神経は活動する時の「交感神経」とリラックスする時の「副交感神経」の2種類がバランスを取って身体を調整していますが、ストレスを感じ続けていると「交感神経」が強くなり身体は緊張し続け、血管は細くなるため、手足などの末梢へ血液が行きにくくなり冷え性の原因となります。

 

4.生活習慣の乱れ

昔に比べて下がってしまった平熱は、昼夜逆転の生活や食事の時間がバラバラなどの生活習慣の乱れによって低下していると言われています。

もともと体温は、明け方が最低で、起床して朝食をとるとともに急激に上がり、昼過ぎから夕方まで緩やかに上がった後、夜に向かって下がっていきます。

乱れた生活習慣を行っていると、自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能が乱れて冷え性を招きます。

また、昨今では夏場にエアコンの効いた室内で冷たいものを食べたり、冬場は室内で動かなかったりと、身体の体温調節機能を使わずに生活している方が多いため、元々備わっている体温調節機能が低下している人も増えています。

 

冷え性の改善に必要なことは?

おおまかに4つ原因をあげましたが、1番の筋肉量以外は自律神経が深く関わってきます。

まず筋肉をつけること、そして生活習慣を見直して、自律神経を整えることが大切です。

身体が冷える人は冷たい飲み物より、温かい飲み物を飲むように心がけていただければと思います。

甘いものを取りすぎることで血管が硬くなるため身体の冷えにつながりますので、偏った食生活は特に見直しが必要です。

決まった時間に食事をとることも、自律神経の乱れが改善しやすくなります。

また、お風呂にゆっくりと浸かることも大変おすすめです。

のぼせやすい方も多いと思いますので、ぬるめでゆっくり入ってもらい、内臓まで温めて全身の血流を良くしていきましょう!

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当院でおすすめの冷え性対策

筋肉をつけろと言われてもなかなか運動ができない方もおられます。

当院ではEMSという機械を導入しており、寝ながらトレーニングができるものになります。

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これを使うことで、弱ってしまった筋肉を鍛えることができますし、スタイルが気になる方には、くびれを作る筋肉に対してもトレーニングを行うことができます。

また、矯正治療は身体の歪みを整え、身体の動く範囲を広げることで施術前に比べ使える筋肉量が増えますし、自律神経のバランスを整える働きもあります。

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そして、鍼灸治療は特に自律神経の乱れを調整する働きがあるため、ストレスを感じている方などにおすすめです。

お灸を冷えに効くツボに行うことで、全身ポカポカしていきますので、身体の芯から温かい状態を作っていくことで、風邪などの感染症になりにくい身体を作っていくことができます。

冷え性や低体温などでお悩みの方、これから冬を暖かい身体で乗り切りたい方は一度当院にご相談いただければと思います!

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