偏平足
土踏まず無くなっていませんか?
ご覧いただきありがとうございます。
お身体の悩み、不調を抱える方が少しでも良くなって頂けるように様々な情報をお伝えしております。
今回のテーマは「偏平足」です。
足の問題は全身の問題にもつながりやすいため、自分の足の状態はどうかな?と思いながら読んでいただけると嬉しいです。
偏平足とは?
偏平足とは、足の裏にある土踏まずが潰れて足裏が平らになった状態のことを言います。
足裏が痛くなることもありますが、病気と呼ぶほどの状態ではないと言われています。
土踏まずは、大人になるにつれて徐々に高くなりますが、乳幼児の頃は誰でも偏平足の状態です。
大人になってから起こる偏平足は、年齢による腱の変性や体重の負荷によることが原因と考えられます。
踵の骨が内側に傾いてしまうことで、足にうまく体重をかけることができず、身体が安定しなくなり、片足立ちがしにくくなります。
偏平足が重症化していくと外反母趾などを引き起こす可能性もあります。
偏平足の原因とは
足の裏には内側・外側の縦アーチと横アーチの3つのアーチがあり、このうち内側の縦アーチが崩れることで起こります。
このアーチは、歩行時の衝撃を吸収したり、蹴りだしをスムーズに行う働きをしています。
そして、土踏まずをつくる骨を支える筋肉がしっかりと働くことで足裏のクッションの役割を果たします。
この筋肉が上手く働かなくなると、長時間の立ち歩きなどで足裏のだるさなどを引き起こします。
これらの筋肉の多くは、足の指に関わるため、足の指が上手く使えなくなっている状態になっていることが多くあります。
また、足にはたくさんの骨があり、それらが関節して動いていますが、足の筋肉が働かなかったり、強い衝撃を受けたりすることで、関節の動きがなくなってしまい、足の指が上手くつかなくなることで偏平足になることもあります。
偏平足を放っておくとどうなる?
偏平足を放っておくと先ほども解説したように外反母趾になることがあります。
また、足の内側には筋肉の付着部分があるため、偏平足になることでその筋肉に負担がかかりやすくなります。
足の筋肉が弱くなり硬くなったり、使いすぎて硬くなっている状態になるとその上の関節である膝に負担がかかったり、衝撃が吸収できず太ももや殿部の張り感や腰痛などになることが考えられます。
坐骨神経という神経の走行上、足の筋肉は柔らかい状態をつくっていくことで、腰痛や膝の痛みの予防にもつながっていきます。
土踏まずはある方がいい?
偏平足の反対には、ハイアーチと呼ばれるものがあります。
これは、内側の縦アーチが高くなりすぎている状態です。
この状態になると、地面に接地する面が小さくなることで、歩いたときなどの衝撃が強くなってしまい、足回りの筋肉が硬くなっていくことがあります。
土踏まずはあればあるだけいいわけではないということですね。
アーチがあってもうまく衝撃を吸収する働きがあるかどうかが大事になっていきます。
治療法
病院では、一般的にレントゲン撮影等で足の状態を把握し、足のストレッチや体操の指導やインソールなどを処方することが多いようです。
痛みが強い方は、アーチを上げていくことで痛みが緩和することもあります。
あまりにもひどい場合は手術も適用になります。
当院では
偏平足なども含めた足の状態をしっかりと確認し、身体のバランスを整えて痛みを緩和していきます。
偏平足でも、足の筋肉の腱が切れてしまったものに対してはできることは少ないのが現状ではありますが、他の筋肉や関節へのアプローチを行うことで、痛みの緩和を図ります。
身体のバランスの崩れからきている場合は、骨格・骨盤矯正や足関節や足の関節などもみて施術を行います。
弱くなり硬くなった筋肉や使いすぎて硬くなった筋肉に対しては手技による施術と鍼灸治療を行い、筋肉の本来のパフォーマンスを発揮できるようにアプローチしていきます。
また、身体の回復力を高めるために、CSFプラクティス・脳脊髄液調整法を行い、身体の体液の流れを整えて、自律神経などにもアプローチしていきます。
あなたの外反母趾や膝の痛み、腰痛の原因はもしかしたら偏平足などの足周りの異常が原因の可能性があるかもしれません。
気になる方は一度当院にご相談いただければと思います。
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