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股関節が硬い原因は?ストレッチしても柔らかくならない理由

股関節が硬い原因は?ストレッチしても柔らかくならない理由

「昔から股関節が硬い」

「開脚が全然できない」

「ストレッチしているのに、すぐ元に戻る」

「しゃがむと股関節が詰まる感じがする」

こんなお悩みはありませんか?

 

大阪市東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院です。

股関節が硬いと、

「もっとストレッチした方がいいのかな?」

と思いますよね。

もちろん筋肉の柔軟性が関係していることもあります。

ただ、股関節が硬く感じる原因は「筋肉が硬いから」だけではありません。

関節そのものの動き。

骨盤や背骨。

筋肉の緊張。

普段の座り方。

立ち方や歩き方。

過去の怪我。

さまざまな要素が関係します。

そのため、毎日ストレッチしているのに変わらない方は、

「どこを伸ばすか?」

より、

「なぜ股関節が硬くなっているのか?」

を考えてみることも大切です。

 

そもそも「股関節が硬い」とは?

一言で「股関節が硬い」といっても、実際にはいろいろな状態があります。

例えば、

・前に曲げにくい
・後ろに伸ばしにくい
・脚を外へ開きにくい
・あぐらをかきにくい
・内側や外側へ捻りにくい
・しゃがむと股関節が詰まる
・左右で動きが違う

これらは全部「股関節が硬い」と感じる可能性があります。

でも、制限されている動きは同じではありません。

だから、

「股関節が硬いから開脚ストレッチをしましょう」

だけでは、その人に合っていないこともあります。

 

原因① 股関節周辺の筋肉が硬くなっている

まず考えられるのが、股関節周辺の筋肉です。

股関節の周りには、

・腸腰筋
・大殿筋
・中殿筋
・内転筋群
・ハムストリングス
・大腿四頭筋

など、多くの筋肉があります。

長時間座っている。

同じ姿勢が続く。

運動量が少ない。

反対に、スポーツなどで同じ動作を繰り返している。

こうした生活によって、股関節周辺に動かしにくさを感じることがあります。

ただし、

「硬い筋肉を見つけて伸ばせば終わり」

とは限りません。

 

原因② 股関節を普段から動かしていない

身体は、普段使っている範囲で動くことが多くなります。

例えば一日中デスクワークをしていると、股関節は曲がった状態で過ごす時間が長くなります。

反対に、

脚を後ろへ伸ばす。

大きく股関節を動かす。

深くしゃがむ。

こうした動きをする機会は少なくなります。

すると、

「ストレッチの時だけ股関節を大きく動かす」

という状態になります。

1日5分ストレッチしていても、残りの時間をほとんど座って過ごしていれば、普段の生活の影響も考える必要があります。

 

原因③ 骨盤や背骨の動きが関係している

股関節だけを見ていても分からないことがあります。

例えば前屈。

身体を前に倒す時には、股関節だけでなく骨盤や背骨も動きます。

しゃがむ時も同じです。

股関節。

骨盤。

腰。

足首。

いろいろな場所が協力して動きます。

そのため、

「股関節が硬いと思っていたけど、実は骨盤や背骨の動きも少なかった」

ということがあります。

反対に股関節が十分に動かないことで、腰や骨盤周辺がその動きを補っている場合もあります。

身体は一つの関節だけで動いているわけではありません。

原因④ 身体が守るために力を入れていることもある

「硬い=筋肉が短くなっている」

とは限りません。

身体が不安定だったり、動かした時に痛みを感じたりすると、身体を守るために筋肉の緊張が高くなることがあります。

この場合、

「硬いからもっと伸ばそう」

と強くストレッチすると、かえって力が入りやすくなることもあります。

ストレッチをしているのに、

毎回すぐ元に戻る。

伸ばすと痛い。

身体に力が入ってしまう。

そんな場合は、単純な柔軟性だけの問題ではない可能性も考えてみましょう。

 

原因⑤ 股関節そのものの形や病気が関係する場合もある

股関節の動きには個人差があります。

筋肉だけではなく、骨の形など解剖学的な違いも関係します。

そのため、

「みんな開脚できるようにならないといけない」

ということではありません。

また、

股関節を深く曲げると強く詰まる。

鼠径部に痛みがある。

歩く時にも痛い。

動かすと引っかかる感じがある。

このような場合には、単なる身体の硬さではなく、股関節そのものの状態を確認した方がよいこともあります。

無理にストレッチを続けず、整形外科などの医療機関へ相談してください。

 

股関節が硬いと腰痛につながる?

「股関節が硬いと腰痛になりますか?」

これもよくある疑問です。

股関節が硬いから必ず腰痛になる、とは言えません。

ただ、身体を動かす時には股関節と骨盤・腰が連動しています。

例えば床の物を取る時。

本来は股関節も使いながら身体を前へ倒します。

ところが股関節をうまく使えないと、その分を腰の動きで補うことがあります。

立ち上がる。

しゃがむ。

歩く。

物を持ち上げる。

こうした動作でも同じです。

股関節の動きが少ないことで、腰が必要以上に頑張っている方もいます。

だから腰痛を見る時に、腰だけではなく股関節も確認するんですね。

「腰が固まって動かしにくい」「座った後に腰が伸びにくい」という方は、こちらの記事も参考にしてください。

関連記事:
「腰が固まって動かない…その原因と正しい対処法とは?」
https://kitokito-shinkyu.com/blog/kosikatai-genin-taisho/

 

ストレッチしても股関節が柔らかくならないのはなぜ?

毎日ストレッチしているのに変わらない。

そんな方は、

「ストレッチが足りない」

と考える前に、一度やり方を見直してみてください。

例えば、

内転筋が原因ではないのに開脚ばかりしている。

股関節ではなく腰や骨盤を動かしてストレッチしている。

痛いところまで無理に伸ばしている。

普段ほとんど身体を動かしていない。

自分に必要な方向とは違う動きを繰り返している。

このような場合は、ストレッチの時間を増やしても思うように変化しないことがあります。

大切なのは、

「股関節のどの動きが少ないのか?」

を確認することです。

 

自分の股関節を簡単にチェックしてみよう

まず仰向けに寝てみてください。

片方の膝を両手で抱えて、ゆっくり胸の方へ近づけます。

左右を比べてみましょう。

・片方だけ動かしにくい
・鼠径部が詰まる
・お尻が強く突っ張る
・膝を近づけると腰が大きく丸まる

などがないか確認します。

次に、立った状態で軽くしゃがんでみましょう。

・左右どちらかに体重が寄る
・片方の股関節だけ詰まる
・膝の向きが大きく違う
・腰をかなり丸めないとしゃがめない

こうしたところも一つのヒントになります。

ただし、このチェックだけで原因を判断することはできません。

強い痛みがある場合は無理に行わないでください。

 

股関節が硬い人におすすめの対処法

まずおすすめしたいのは、

「ストレッチを増やす」

よりも、

「股関節を動かす時間を増やす」

ことです。

長時間座っている方なら、こまめに立つ。

少し歩く。

無理のない範囲で股関節を曲げ伸ばしする。

普段使っていない範囲を少しずつ動かします。

ストレッチをする場合も、

「痛いほど伸ばす」

必要はありません。

気持ちよく伸びる程度で20〜30秒ほど。

呼吸を止めずに行ってみてください。

そして、ストレッチ後に少し歩いてみましょう。

柔らかくするだけではなく、

「動かした股関節を実際の動作で使う」

ところまで行うのがおすすめです。

 

「柔らかい=良い身体」とは限りません

開脚が180度できる。

前屈で手のひらが床につく。

これが必ずしも健康な身体というわけではありません。

大切なのは、

必要な動きがあること。

その動きを自分でコントロールできること。

そして日常生活で身体に過剰な負担がかからないことです。

柔らかさを競う必要はありません。

「自分の生活に必要な動きができているか?」

という視点で身体を見てみてください。

 

当院では股関節だけを見ません

キトキト鍼灸接骨院では、

「股関節が硬いですね。ストレッチしましょう」

だけで終わらせません。

股関節のどの方向が動きにくいのか。

左右差はどうか。

骨盤はどう動いているか。

背骨は動いているか。

立ち上がる時に股関節を使えているか。

歩く時はどうか。

過去に足首や膝、股関節を怪我していないか。

などを確認します。

そして必要に応じて、施術だけではなくセルフケアや立ち方・歩き方などもお伝えします。

股関節を見る。

でも、股関節だけを見ない。

身体全体の中で、

「なぜこの股関節が硬くなっているんだろう?」

と考えることを大切にしています。

大阪市東成区・今里で股関節の硬さにお悩みの方へ

「昔から身体が硬いから仕方ない」

「もっとストレッチしないといけない」

と思っていませんか?

股関節が硬く感じる理由は、人によって違います。

何度ストレッチしてもすぐ元に戻る方は、硬いところを伸ばすだけではなく、

「なぜそこが硬くなっているのか?」

まで一度確認してみてください。

大阪市東成区大今里、今里駅・新深江駅周辺で、股関節の硬さや腰痛、身体の動かしにくさにお悩みの方は、キトキト鍼灸接骨院へご相談ください。

 

参考文献・引用元

・Neumann DA.
Kinesiology of the Hip: A Focus on Muscular Actions.
Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy. 2010.

股関節の運動学や、股関節周辺の筋肉の働きを理解するための参考文献です。

・Prather H, et al.
Links between the hip and the lumbar spine (hip spine syndrome) as they relate to clinical decision making for patients with lumbopelvic pain.
PM&R. 2019.

股関節と腰椎・骨盤周辺の症状との関係についてまとめたレビューです。

・American College of Rheumatology / American Association of Hip and Knee Surgeons.
Clinical Practice Guideline for the Optimal Timing of Elective Total Hip or Knee Arthroplasty. 2023.

股関節疾患など医療機関での評価が必要となる状態を考える際の参考資料の一つです。

※股関節の可動域制限だけで腰痛などの症状を説明できるわけではありません。身体の状態や症状には個人差があり、強い痛みや持続する鼠径部痛、歩行障害などがある場合は医療機関での評価が必要です。

キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ

大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1F
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分

この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」

キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)

経歴

  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
  • 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
  • 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
  • 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業

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