膝のカクカクの原因って実は・・・
歩行時や階段などで膝がカクカクなることありませんか?
ご覧いただきありがとうございます。
お身体の悩み、不調を抱える方が少しでも良くなって頂けるように様々な情報をお伝えしております。
カクカクならなくても違和感があるなんて方もおられます。
この膝の音や違和感の原因はなんでしょうか?
膝の関節の構造について
膝の関節は太ももの「大腿骨」とすねの「脛骨」、膝のお皿の「膝蓋骨」という3つの骨で構成されています。
大腿骨と脛骨の間に半月板や、靭帯などがあり、膝の動きをスムーズにしたり、動きすぎないようにしています。
また、太ももの前にある大腿四頭筋が膝を伸ばし、裏側のハムストリングスが膝を曲げる働きをしています。
他にもたくさん筋肉がついており、膝の曲げ伸ばしを行う上で大切な働きをしています。
これらの筋肉や靭帯、半月板などの機能が障害されたときに膝の違和感をはじめ、痛みや、カクカクとした音が鳴ります。
膝の違和感、カクカク、痛みの原因
膝周りは障害される筋肉や靭帯、半月板などによって痛みや不調の場所や疾患名が変わります。
多くみられるものとして
- 変形性膝関節症
- タナ障害
- 半月板損傷
- オスグッド・シュラッター病
- 膝蓋靭帯炎
などなど
これらの疾患になると膝周りに痛みが出たり、違和感が出たりします。
このうち、膝のカクカクの原因となるものとして
- 変形性膝関節症
- タナ障害
- 半月板損傷
があります。
変形性膝関節症
膝の関節の軟骨が少しずつすり減ることで、歩き出しなどに膝の痛みが出現します。
進行とともに、正座ができなくなったり、O脚の原因になったり、日常生活にも支障をきたすようになってきます。
タナ障害
大腿骨と膝蓋骨の間にある滑膜ヒダが炎症を起こしたものをタナ障害と呼びます。
タナ障害になると膝に引っ掛かり感が出たり、膝の内側の痛みを引き起こしたり、しゃがんだり立ったりする時に、膝がパキっと音が鳴ることもあります。
半月板損傷
膝の関節の中にある半月板というクッションの役割をするものに亀裂が入ったり、欠けたりするものです。
多くはスポーツをされている方が発症し、運動時に痛みが出たり、膝の曲げ伸ばしの際に引っ掛かり感や、膝が動かなくなるなどの症状が出ることがあります。
また、急に膝に力が入らなくなり、ガクンと膝が崩れる(膝崩れ)現象も起こります。
これらの疾患以外で膝がカクカクなる場合は、膝周りの筋肉の状態が悪くなっている可能性も考えられます。
膝は前・後ろ・内側の筋肉が主に支えています。
この筋肉のバランスが崩れることで、膝関節の運動がぎこちなくなりカクカクと音がなることがあります。
また、大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前側の筋肉が硬くなりすぎると、半月板損傷と同様に膝に力が入らなくなる膝崩れが起こることもあります。
これらの筋肉の硬さや、バランスを整えることが大切ですが、膝周り以外にも意外な原因が隠れていることがあります。
それが
腰と殿部
です。
腰椎・仙椎から膝周りの筋肉につながる神経が出ているため、腰や殿部の状態が悪くなることで、股関節をはじめ、膝周り、足にかけての筋肉の硬さが出てきます。
この神経の流れや筋肉・関節による圧迫を取ることによって膝の違和感・痛み・カクカクする感覚が改善することがあります。
当院では
膝の痛みや不調に対して、筋肉や関節だけでなく、神経や体液というところまでしっかりとみていきます。
筋肉だけの問題であればマッサージなどで緩めるだけでも大丈夫ですが、その筋肉が硬くなった原因がどこにあるのかを問診や検査を行い確認し施術を行います。
骨盤や姿勢の歪みからきている場合は、骨格・骨盤矯正を行うことで、身体の重心バランスを整えることで、膝にかかる負担を減らしていきます。
また、筋肉へは手技や鍼灸治療でアプローチしていきます。
深いところの筋肉が硬い場合は鍼灸治療が特に効果的です。
内臓からの異常の場合は、CSFプラクティス・脳脊髄液調整法により改善する可能性があり、体液の流れを整えて、自律神経の働きを正常に戻すことで、身体が本来もつ自然治癒力を高めることで、回復力を上げて痛みなどを改善していきます。
膝周りの痛みや不調などでお困りの方は一度当院にご相談いただければと思います。
「身体が変われば未来が変わる!」
痛みの改善から、痛くならない体づくりへ。
キトキト鍼灸接骨院
大阪市東成区大今里2‐11‐27 岡本ビル1階
お問い合わせ
TEL 06-4309-7989
または、公式LINEから
24時間簡単オンライン予約はこちらから