正しく体を使うってどういうこと?痛みを繰り返さないために大切な考え方
「正しく体を使いましょう」
「姿勢を良くしましょう」
こんな言葉を聞いたことはありませんか?
でも、
「正しく体を使うってどういうこと?」
と聞かれると、意外と分かりにくいですよね。
背筋を伸ばして、胸を張って生活することが「正しい体の使い方」なのでしょうか?
実は、それだけではありません。
キトキト鍼灸接骨院では、
一部分だけに負担を集中させず、身体全体を使って動けること
を大切にしています。
今回は、腰痛や肩こりなどを繰り返さないためにも知っておきたい「体の使い方」について解説します。
「正しい姿勢」と「正しい体の使い方」は少し違う
例えば、
「背筋を伸ばして座ってください」
と言われたとします。
最初は良い姿勢でも、その状態を何時間も続ければ疲れてきます。
つまり、
良い姿勢=ずっと同じ姿勢
ではありません。
立つ、座る、歩く、しゃがむ、物を持つ。
その時々に合わせて身体のいろいろな部分が動き、負担を分散できることが大切です。
例えば「前かがみ」になる時
床にある物を取る場面を想像してください。
身体を前へ倒す時は、腰だけではなく、
・股関節
・骨盤
・背骨
・膝
・足首
などが協力して動きます。
ところが股関節や背中が十分に動かず、毎回腰ばかりを曲げていたらどうでしょうか?
腰に負担が集中しやすくなります。
反対に、腰をまったく動かさないことが正しいわけでもありません。
必要なところが必要なだけ動いて、一部分だけに負担が集中しない。
これが体の使い方を考えるうえで大切なポイントです。
歩く時も全身を使っています
歩く時も脚だけが動いているわけではありません。
足首、膝、股関節、骨盤、背骨、肩などが連動しています。
例えば、
・股関節が十分に動かない
・骨盤や背中の動きが少ない
・左右で歩幅が違う
・いつも片側へ体重をかける
このような状態があると、別の場所がその動きを補うことがあります。
だから当院では慢性的な腰痛などでも、痛い場所だけではなく歩き方を確認することがあります。
「かばう動き」がクセになっていることもある
身体はとてもよくできています。
どこかが動きにくくても、別の場所が代わりに動くことで日常生活を続けられます。
例えば股関節が動きにくければ、腰を大きく動かして補う。
右脚に体重をかけにくければ、左脚を多く使う。
一時的には必要な反応です。
しかし、その状態が長く続けば、いつも頑張っている場所に負担が集中することがあります。
慢性的な症状では、
「痛いところ」だけでなく、「どこが頑張りすぎているのか」「どこが十分に使えていないのか」
を見ることも大切です。
正しく体を使うために必要な3つのこと
① 必要な関節が動くこと
股関節、背骨、肩、足首など、それぞれの関節には役割があります。
どこかの動きが小さくなると、別の場所が補いやすくなります。
まずは身体が動ける状態をつくることが大切です。
② 身体を支えられること
柔らかければ良いわけでもありません。
動いた身体を筋肉で支えられることも必要です。
立つ、歩く、しゃがむなどの動作では、「動くこと」と「支えること」の両方が必要になります。
③ 日常生活で使えること
施術後に身体が動きやすくなっても、普段の動きが以前と同じであれば、また同じ場所へ負担が集中することがあります。
だからこそ、
・立ち上がり方
・座り方
・歩き方
・物の持ち方
・仕事中の姿勢
など、日常生活でどう身体を使っているかまで確認することが重要です。
よくある勘違い・見落とされやすい点
「正しい姿勢をずっと維持すればいい?」
同じ姿勢を長時間続けること自体が負担になることがあります。
「完璧な姿勢を維持する」よりも、こまめに姿勢を変えられることが大切です。
「体が柔らかければ正しく動ける?」
柔軟性だけでは判断できません。
動ける範囲があっても、その動きをコントロールできなければ、一部分に負担が集中することがあります。
「筋トレすれば体の使い方は良くなる?」
筋力も必要ですが、筋肉が強いだけで身体の使い方が変わるとは限りません。
どのように立つのか、歩くのか、しゃがむのか。
実際の動作まで確認することが大切です。
体の使い方を簡単にチェックしてみよう
例えば椅子から立ち上がってみてください。
その時、
・左右均等に体重をかけていますか?
・膝だけで頑張っていませんか?
・股関節を使えていますか?
・身体を必要以上に反らしていませんか?
・どちらかの脚ばかり使っていませんか?
普段何気なく行っている動作にも、その人の身体の使い方が現れます。
一つでも当てはまったから悪いというわけではありません。
大切なのは、「自分はどんな動き方をしているのか?」を知ることです。
放置すると感じやすい変化
一部分に負担が集中する身体の使い方が続くと、
・同じ場所が何度もつらくなる
・施術後は楽でもまた戻る
・長時間歩くとつらい
・仕事や家事をすると症状が出る
・運動すると決まった場所が気になる
などを感じることがあります。
だから慢性的な症状では、痛いところへの施術だけではなく、症状を繰り返している動作まで確認することが大切です。
来院を考える目安
・何度も同じ場所が痛くなる
・施術を受けると楽になるけど戻る
・姿勢が悪いと言われ続けている
・左右で身体の使い方が違う気がする
・歩き方が気になる
・仕事や家事など特定の動作をすると痛くなる
このような場合は、一度「痛い場所」だけではなく「身体の使い方」という視点から確認してみてもいいかもしれません。
まとめ|正しく体を使う=完璧な姿勢ではありません
正しく体を使うというと、
「背筋を伸ばす」
「姿勢を良くする」
と思われがちです。
しかし、本当に大切なのは、
必要なところが動く。
必要なところで支える。
身体全体で負担を分散する。
ことです。
そして、それを立つ・歩く・座る・しゃがむなどの日常生活の中で使えること。
身体は全部つながっています。
痛い場所だけを見るのではなく、
「なぜそこに負担が集中しているのか?」
まで考えることで、身体の見方も変わってきます。
大阪市東成区で身体の使い方まで見直したい方へ
大阪市東成区大今里のキトキト鍼灸接骨院では、痛い場所だけではなく、関節の動き・姿勢・立ち上がり・歩き方・左右差なども確認しています。
施術をして身体を整えるだけではなく、その身体を日常生活でどう使うかまで考えていきます。
「何度も同じところが痛くなる」
「施術を受けてもまた戻ってしまう」
「自分の歩き方や姿勢が気になる」
そんな方は一度ご相談ください。
今里駅・新深江駅・緑橋駅・深江橋駅周辺で、慢性的な腰痛・肩こりなどにお悩みの方もご相談ください。
キトキト鍼灸接骨院のアクセスマップ
大阪市東成区大今里2-11-27 岡本ビル1F
地下鉄千日前線今里駅、新深江駅徒歩約10分
この記事の監修者

「身体を変える。未来を変える。」
キトキト鍼灸接骨院 院長 中土 育弘(なかつち やすひろ)
経歴
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科卒業
- 平成医療学園専門学校 柔道整復師学科卒業
- 明治東洋医学院専門学校 教員養成学科卒業
- 東洋医療専門学校 鍼灸師学科 専任教員
- 2023年10月 キトキト鍼灸接骨院 開業
